日本のアニメや漫画に代表される「クールジャパン」を語るにあたり、もはや外すことができない存在となった「ボーカロイド」。なかでも先駆けである初音ミクの人気は絶大だ。
お隣・台湾でも初音ミクはかなりの人気である。去る2013年4月6日(土)、その台湾南部の高雄市にある公園に20人以上の初音ミクが出現した。これだけミクさんが集まるとはまさに壮観! 圧巻である。
・公園は同人イベントのコスプレ会場だった
この公園は同人イベント「Comic World in台湾・高雄12(CWT高雄)」のコスプレ会場として使用されていたものだ。隣接する体育館で同人誌即売会が行われていたのだが、コスプレ会場である公園は誰にでも開放されていた。いつものように公園に散歩に来ていたであろうおじさん・おばさんは「ポカーン」とした様子である。
・どこを見まわしても初音ミク!
会場は様々な衣装に身を包んだ台湾コスプレイヤーであふれていた。そのなかでも最も目立っていたのは「初音ミク」である。会場でも「めっちゃいる!」、「どこを見ても緑の頭だ!!」と言われていた。
・ミクの集合写真が呼びかけられる→ミク軍団キター!
呼びかけにより、初音ミクのコスプレイヤーが集合写真を撮ることになったそうだ。その話を聞き、次から次へと初音ミクが集まってくる。カメラ小僧もゾロゾロと集まってくる。
結局、入れ替わり立ち替わりしながら最大で15名の初音ミクが集まった。しかし、記者(私)は集合した初音ミク以外に、少なくとも5人の初音ミクを確認している。つまり会場に20人はいたということだ。
・会場での人気はお団子ヘアが可愛い「浴衣ミク」
集合した初音ミク・コスプレイヤーはオリジナルだけでなく、ピンクのナースミク、雪ミク・いちご白無垢Verや『千本桜』Verなど様々な初音ミクがいた。唯一、かぶっていたのは髪の毛をお団子にして紺色の浴衣を着た「浴衣ミク」くらいだ。これだけいてほとんど重複しないとは……彼女らには頭が下がる思いだ。
ちなみに、この日の高雄の最高気温は25度。しかも雨が降った後でかなり蒸し暑かった。そんななか、快く撮影に応じていたミクさん達。初音ミクに扮した誰もが涼しい顔をしていたが、その心にはハンパない情熱を秘めていたに違いない。
Report:沢井メグ
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▼緑色の集団を発見!
▼ミクさんや!
▼ミックミク~!
▼そのほか会場にいたミクさんたち
▼同人誌即売会の会場でも初音ミクは人気だった
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