最近話題の『人狼ゲーム』。既にネットでのゲーム実況や、リアルイベントは数多く開催されており、つい先日はフジテレビで人狼のトークバトルがオンエアされるなど、何かと話題のゲームだ。
今後さらにゲーム人口が増えていきそうな『人狼』だが、どうやってゲームを進めれば良いか分からない! という人も多いだろう。そこで今回は、「これをやると人狼って疑われるかもよ?」という行動パターンを紹介してみようと思う。逆にあなたが市民チームの場合は、こういう人がいたらどんどん疑ってかかろう!
・人狼と疑われやすい行動パターン7選
1. 市民チームの時とテンションが違う
あなたが何も役職を持たない市民だった場合、あなたにできることは次の2つだ。
1) ゲーム初盤で何も情報が無い場合は進んで人柱になる
2) 積極的に情報収集をし、怪しいと思う人物を推理していく
また、あなたが市民チームに属して何らかの役職(占い師、騎士、霊媒師など)を持っていた場合、あなたが取る行動はただ1つ、「人狼に役職を見破られないようにしながら、情報を引き出しつつ、誰が自分の味方かを判断する」だ。
上記2つを行なっている場合、人狼ゲームにある程度慣れている人ならば必然的に会話の数が多くなる。つまり、裏を返せばあまり発言をしない人は市民側ではない可能性が高い。
「さっきまであんなに活発に発言していたのに、どうして今回は静かなんだろう?」「前回はもっと積極的に推理していたよね?」と思う人がいたら、その人の行動パターンに矛盾がないか注意しつつゲームを進めよう。
2. 会話をあまりせず、気配を隠そうとする
上記とややかぶるのだが、市民チームに属している場合、気配を隠し過ぎるのはあまり得策ではない。あなたが役職持ちの場合、逆に目立ち過ぎると人狼に狙われる可能性があるのだが、それでも情報収集は必須だ。話し合いの時間で会話が少なかった人には、投票の際に積極的に質問して行こう。ゲームに参加しようとしない人は、人狼チームの可能性が高い。
3. 関係ない会話を展開する
人狼であることを隠すために、会話をあまりしないと怪しまれるので、話し合いの時間に「推理とはあまり関係のないことを話す」と言う、人狼ステルスのテクニックがある。何の根拠も無いのに個人的な好みだけで「お前人狼だろ」と疑ってみたり、面白いことをいって笑いを取るなどがそれに当たる。市民チームに取って、話し合いの時間はとても重要。それを無駄に使う人には要注意だ。
4. 市民チームの場合、味方につけておくと有利な人間を吊るそうとする
何度か人狼ゲームをプレイしていると、「この人は強いな」という人が分かってくる。そういう人が市民チームである可能性が高い場合、役職の有無に関わらず、処刑せずに共にゲームを戦っていくのが勝利への重要なポイントだ。
だが、逆にそういう人は人狼チームにとっては邪魔者でしかない。味方につけておくと有利な人を処刑しようとする人がいたら、その人のことを疑ってかかろう。
5. わざと投票をばらす
ゲーム初盤は情報が少ないので、多くの人と会話するために、あえて投票をバラすという作戦は有効だ。しかし、中盤に入ってからこれをやるのは市民チームにとっては何のメリットもない。ある程度情報が出てきてから投票をばらす人間がいたら、それは人狼チームの可能性が高い。
6. 尋問をしないでいきなり投票に入る
ゲーム終盤、情報が出揃った段階を除いて、尋問せずに相手に投票するのは絶対に止めた方がいい。市民チームであれば少しでも多くの情報が必要だ。ただし、これをやると怪しまれて逆に処刑されたり、夜のターンで占い師に占われる可能性が高いので、人狼よりも多重人格者の可能性が高いかもしれない。
7. 役職持ちをあえて殺そうとする
役職者が自分の職業をほのめかしたり、カミングアウトしている場合、一度はその発言を信用して処刑しないのが良くあるパターン。特にゲーム初盤は、役職者が早々に死んでしまうと市民チームにとって非常に不利な展開になる。何も確信がないのに、あえて役職者を殺そうとする人は要注意だ。
以上、どれも市民チームであればやらない行動ばかりだ。顔では平静を装いつつも、人狼を引いた場合、心は焦っているもの。上記に該当する行動をした人がいたら「お前、人狼だな?」とガンガン疑っていこう。
・人狼ゲームの遊び方はこちらを参照
【究極の心理戦ゲーム】初心者でもわかる『人狼』ゲームの遊び方【決定版】
執筆: uekky