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日本には犬を食べる習慣が全くない。おそらくほとんどの国でもそうだろうが、アジアの一部の国(韓国・中国など)では食用として犬を飼育しその肉を食べる習慣がある。犬を食べる習慣がない私たちにとって、これはかなりの衝撃的事実だろう。

さて、犬食文化がないからといって日本で犬が食べられないわけではない。そう、中国人がやっている中華料理店ではコッソリと犬の料理が販売されているのだ。果たして本当に実在するのか、今回筆者は東京・池袋にある「ある中華料理店」に行って実態を確かめることにした。

・池袋に存在したその中華料理店とは?

東京・池袋に店をかまえる中華料理店。外の看板には中国料理と書かれていたので、普通の中華料理店だと思ったが、なかに入ると中華料理から韓国料理まで幅広いメニュー提供していた。なお、店員さんはもちろん、客までがほとんど中国人だった。

・犬の肉料理はあったの?

やはり犬料理は存在した。メニューは全部で6種類。驚くことに値段も高い。それにしてもメニューが幅広すぎてビビる。

・犬の肉栄養鍋 (小)3800円 (大)5000円
・皮付き犬肉炒め 2000円
・犬肉の栄養クッパ 1100円
・犬肉の和えもの 1680円
・犬肉の栄養豆腐鍋 1600円
・犬肉の盛り付け 1800円

・味はどんな感じ?

今回は「皮付き犬肉炒め」「犬肉の盛り付け」をオーダーし食べてみることに。まず「皮付き犬肉炒め」だが、これは皮の部分がプルンプルンとした食感で例えていうなら「鶏肉の皮」のよう。そして肉の部分はパサパサしていて豚肉っぽかった。一方「犬肉の盛り付け」はかなり獣(ケモノ)っぽい感じ。非常に臭くて肉はパサパサしていた。味もイノシシに近い感じでちょっと食べづらかった。

・仕入れは?
店の中にあるパンフレットから推測するに、この犬肉は中国産っぽい。おそらく冷凍して日本に輸出していると思われる。

・総括
「犬食文化が悪い悪くない」はさておき、日本人の口に犬の肉はあわないと感じた。そして犬は日本人にとってペットや家族だったりと非常に身近な存在だ。そういう意味でも非常に考えさせられた体験だった。

(文:Yoshio)

※【閲覧注意】犬肉の画像( http://wp.me/p25BsW-1b6k