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アバンテは写真だけでもメシ3杯はイケる / タミヤのRCバギーシリーズのカッコ良さとワクワク感は異常

2012年4月15日

「アバンテ」と聞いて青いバギーを思い出した人は、おそらく30代半ば~40代の男性だ。最近、疲れてはいないだろうか? 体も心もオッサンになってはいないだろうか? たまには童心を思い出してみてはどうだろうか。

アバンテとは! 1988年ごろ、タミヤ模型が当時もっている全技術を総結集させてつくりあげた伝説的な電動ラジコンバギーのことである。ミニ四駆版の「アバンテJr.」も同年末に発売され、ラジコン版を知らない層にも大きな衝撃を与えた。特にシャーシ。時代が動いた。

その後アバンテは、いくつかのリニューアルタイプが登場し、昨年2011年には復刻モデルが発売。機能は大幅に改良されたとのことだが、そのスタイルは当時のまま。20年経った今見ても、まったく色褪せないカッコ良さを誇っているのだ。

一体何がカッコイイのか。4WDマシンならではのタイヤの太さと、スタイリッシュなボディデザインのマッチングだろうか。いずれにしても、ため息が出るほどカッコイイ。写真だけでもカッコイイ。惚れ惚れする。メシ3杯はイケるほどのカッコ良さだ。

タミヤ公式サイトの製品カタログページには、現在発売中の全マシンが紹介されている。ラジコンファンなら常識なのかも知れないが、復刻版とはいえ「ファイヤードラゴン」が現役で発売されているとは新発見である。

「サンダーショット」もカッコイイ。「マンタレイ」もミステリアスなカッコヨさ。なぜ4WDバギーシリーズはこんなにもカッコイイのだろうか。だがしかし! やや古い時代の4WDバギーシリーズである「ホットショット」「ブーメラン」も、貫禄に満ちた風格を漂わせている。

しかしながら、2WDの「ホーネット」の時代を超越したデザイン、たたずまいは最強の一言。他にも……と、見ているだけでワクワクするのがタミヤのカタログページである。ネットがない時代、このワクワク感を味わうには、タミヤから発売されている「総合カタログ」を買うしかなかった。それがタダで味わえるとは、いい時代になったものである。

参照元:タミヤ模型ビッグタイヤ&バギー製品カタログ
執筆:GO

▼ご、5万4800円……! さすがはアバンテである。

▼ドラゴンシリーズで一番カッコイイのがファイヤーだろう。

▼サンダーショットにドライバーは必須である。クリヤーボディはマストである。

▼この重心の低さ、まさにエイ。タミヤのラジコン名で英語を覚えた人も多いのでは?

▼四駆郎のマシンもエンペラー以前はブーメランだ。

▼正直、昔はこのかっこよさが100%理解できなかった。だけど今は……

▼ロゴからしてカッコイイ。そしてこの配色! 他の色に塗るのは冒涜であろう。

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