1990~2000年代に一世を風靡し、さまざまな社会現象を起こした人気お笑いコンビ「とんねるず」が窮地に立たされている。一時は数多くのレギュラー番組を持ち、秋元康氏の作詞でヒットソングを生み出した彼らなのだが、現在はレギュラー1本のみ。その頼みの綱も、グルメバラエティの企画を横展開している有様だ。黄金期の彼らはどこへ行ったのか……。

・唯一のレギュラーも古臭い
現在彼らのレギュラーはフジテレビの『とんねるずのみなさんのおかげでした』のみ。汚いが味が良い店を紹介する「きたなトラン」、そしてゲストの苦手な食べ物を当てる「新・食わず嫌い王選手権」だ。

・昔のほうがおもしろかった?
グルメネタが視聴者ウケするのは理解できる。しかしここ数年、グルメ依存の色合いが強まっているようだ。今ではこれらのコーナーを外せないほど頼り切っている。

このことをネットユーザーは「やることなすこと古臭い」とバッサリ。全盛期を知るネットユーザーからは、過去のコントやボーカルユニットの復活を望む声も少なくない。

「野猿やりなさい野猿を」
「どんだけ儲けて来たんだよ。崖っぷちもクソもねえじゃん」
「もう一回ノリダーやればいいじゃん」
「昔は体はった企画も多かったよね。ノリダーは面白かった」
「とんねるずの内輪話は嫌い」
「とんねるずなんてもう随分前から過去の人だろ」

……など、「やることが古臭い」と言われる反面、昔のものを見たいという意見もある。もしかしたら、とんねるず自身も新たな方向性を模索しているのかもしれない。結論が出ないまま、グルメ企画に走っている可能性も否めない。彼らの活躍は過ぎ去りし日の栄光なのだろうか?

Illustration:Rocketnews24