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話題のラノベ『ウルトラマン妹』の作者は『牙狼GARO』の脚本家だった / 「自分でも同じ人が書いた本とは思えない」

2012年3月6日

PHPスニーカー文庫の新レーベル「妹組」から発売予定の『ウルトラマン妹(シスターズ)』。妹萌えとウルトラマンの想定外のコラボ、まさかの円谷プロダクション監修、そして衝撃的なコスチュームと発売前にして早くも話題になっている。

それだけでもかなりの話題性なのだが、作者は何と人気特撮ドラマ『牙狼GARO』シリーズの脚本及びノベライズを行っている小林雄次先生なのである! 「マジかよ!?」と叫びたくなるが、小林先生自身も「自分でも同じ人が書いた本とは思えない」とコメントをしている。

3月17日に刊行予定の『ウルトラマン妹』、現在公開されている情報によるとお兄ちゃん想いの美少女・月島あかり(中2)がウルトラマンに変身! 悪い怪獣と戦っちゃうストーリーだ。妹あり萌えありの戦闘系魔法少女モノであるらしい。

だが小林先生と言えばやはり『牙狼GARO』。敵と戦うことを宿命付けられたダークヒーローが活躍を描いた特撮ドラマだ。世界観も映像も音楽もメチャメチャカッコイイ! まさに大人の特撮である。

この2作品は「変身」や「戦闘」という共通項はあるものの、あまりにもテイストが違いすぎる。『ウルトラマン妹』がどんなことになっているのか全く想像がつかない。
 
この件について小林先生自身も

「自分でも同じ人が書いた本とは思えん…」
「もしかして『ウルトラマン妹』の刊行に一番驚いているのは、作者の私なのではないか?という疑惑」
「実は『ウルトラマン妹』の出版は壮大なドッキリで、円谷プロもPHPも、それどころか世界中の人々がグルで、作者の私は騙されているのでは?」(Twitterより引用)

とコメントしている。
 
ちなみに小林先生は『スイートプリキュア』や『スマイルプリキュア』の脚本も担当している。美少女モノはお手のものだ。だがその小林先生でも困惑してしまう『ウルトラマン妹』は一体どんなストーリーなのだろうか。発売が楽しみである。

参照元:Twitter kobayuji

▼ちなみにこちらが『ウルトラマン妹』の登場人物、変身後のコスチュームもスゴイ 

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