現在、ある小惑星が地球に向かっているらしい。なんと下手すれば2040年2月5日前後に地球に衝突する可能性があるそうだ。
今年が2012年。たった28年後のことである。人類滅亡の予言は多々あるが、私たちが生きている間に、本当に人類滅亡の危機を迎えてしまうのだろうか。
2040年に地球に衝突されるとされている小惑星「2011 AG5」はアメリカ・アリゾナ州の観測者により発見された。現在、地球からは2011 AG5の側面しか見えていない。大きさや重さ、構成成分、軌道の詳細は不明だが、大きさは直径140メートルほどではないかと試算されている。
直径140メートルというと、東京ドームのバッターボックスから外野センターまでの距離よりチョイ長いくらいだ。だが、その大きさでも地球に衝突すれば被害は甚大である。落下位置にもよるが、都市ひとつ壊滅するのは確実。数百万人規模の死者が出るとも言われている。
回避方法としては「2011 AG5」が地球の重力の影響を受ける前に、ロケットや衛星を撃ちこんで小惑星の軌道を変えてしまうことだという。2023年には地球の重力の影響を受ける域に突入すると見られている。
だが、科学は日進月歩だ。衝突するという年まで、まだ約30年もある。専門家は2040年を待たずに適切な方法で「2011 AG5」の衝突を回避できると見ているそうだ。
なお、この小惑星の観測は2013年~2016年が最も適しているとのこと。現在試算されている衝突の確率は約0.16パーセント。専門家はまずは観測を強化し対策を見極めたいとしている。
参照元:Youtube halloweenjapan 、The Week (英語)