アメリカ・ペンシルベニア大学のGRASP研究室がとんでもない実験を行った。彼らは「Nano Quadrotor」という小型浮遊ロボットを20機準備し、フォーメーション飛行の実験をしてみせたのだが、その飛んでいる様子が超未来的なのだ。
20機のNano Quadrotorは、4×5の四角の陣形から立体的なピラミッドへと陣形を変えたり、4機ごとにひとつのグループを編成し、窓状の穴を順番に通り抜けていったりと、目を疑うような飛行を次から次へと見せていく。
そしてこの実験の様子がYouTubeで紹介されると、多くの人が驚きの声を上げ、次のようなコメントを書き込んでいる。
「インベーダーゲームを思い出さなかった? 私は思い出したけど」
「これが未来だ!」
「実写版ギャラガ(ナムコが開発したゲーム)」
「カッコいいけど、少し怖い」
「これ、欲しい!」
「こういったものが将来世界を征服する」
「彼らが意思を持ち始めるのが楽しみ!」
「これ、いつ発売されるの?」
「こうやって終わりが始まるんだ……」
「インベーダーゲームだ!」
「これを作るのは、もうやめるんだ。いつかこいつらは、俺らを殺してしまうぞ」
「これらのロボットは小さいけど、なんだか心配になってしまう」
未来がとても楽しみになる今回の実験動画。しかし上記コメントにもあるように兵器として利用されたら、かなり怖いのも事実。ということで今のうちに、何のためにこのNano Quadrotorを使うべきなのかを考えておいた方がいいのかもしれない。
(文=田代大一朗)
参照元::YouTube/TheDmel, UntitledTitle