ニートでない限り、毎朝必ずやることが「着替え」である。制服やスーツで外出する人は、ほとんど何も迷うことがないので気が楽だが、普段着で外に出かけるとき「何を着ていこう……」と悩む時が多々あると思われる。また、お気に入りのコーディネート一式が洗濯中で、いざという時に「着ていく服がない」という事態に陥るパターンもあるはずだ。
そんな悩めるオシャレマンたちに、負け知らずなコーディネート必勝法をお伝えしたい。答えを先に書いておくと、『毎日同じデザインの服を着る』だけである。つまり、自分の中で鉄板とされるデザインの服を、色違いでストック。普段着を制服化してしまえば良いのである。
この「同じデザインの服を着るコーデ」によって、得られるメリットは主に4つある。
・毎朝、服選びに迷うことがない。
・流行にまどわされない。
・新しい服をなかなか買わないので節約。
・その服を着てたら「その人!」という特徴になる。
以上4つだ。逆に、デメリットも生じる。以下の通りである。
・ダサかったら毎日ダサい。
・洋服を着替えていない疑惑を受ける。
たったこれだけである。デメリットに関しては、「ユニクロのマネキンなどを参考にし、極端にオシャレでなくとも無難な洋服を選ぶ」ことと、「色違いを用意」だけでカバーできるので、事実上、無敵のコーディネートと言えるだろう。
ちなみに、この「毎日同じデザインの服を着る式コーデ」の使い手といえば、まっさきに思い浮かぶのが先日亡くなったスティーブ・ジョブズ。彼は黒タートルネックと青いジーンズを好んで着用していた。ジョブズ=黒タートル&青ジーンズなのである。
また、他にも、アニメ『ルパン三世』の次元大介も「毎日同じデザインの服を着る式コーデ」の使い手である。例えば、赤いジャケットのルパンでおなじみの『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』第152話「次元と帽子と拳銃と」において、同じ帽子ばかり持っている次元に対し、ルパンは「たまには違うのを被ったらどうだ?」と発言。すると次元大介は、
「ま、ホントのオシャレってのは、こういうもんよ」
と返したのである。真のオシャレは同じ服を着る。ホントのオシャレってのは、こういうもんなのである。
Photo:rocketnews24.
▼上記写真撮影の翌日。なんと色が変わっているだけである。
▼ジャケットだけ良いものを羽織れば、ユニクロ感はなくなる。