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【闇の大人たち】第35回:ベトナム紀行 ホーチミンは超ヤバい危険都市だった

2011年7月16日

何から何までドラ◯もん(自主規制)まみれ! そんな日本食レストランがベトナム・ホーチミン市の真ん中で絶賛営業中である。

突っ込む気にもならないレベルで「あの」人気キャラが惜しげもなく散りばめられたお店は、その名も「どら◯もんかか」。遵法精神ゼロのベトナム人がテキトーにつけた名前と思いきや、創業1992年、日本人オーナー常駐で安心の店とのこと。

故・藤子F先生がお墨付きでも発行したのか? 判定は後世の歴史家に委ねるとして、何が凄いってこの店が無料で配っている市内マップ【どらえもんかか特製 おもしろ独歩地図】がすごすぎる!

一見、ごく普通の市内地図。ところが目を細め、じっと眺めると……「最上階の眺めが素晴らしい」「日本語OKの病院」などのお役立ち情報に混ざって、ベトナム初心者が震え上がる恐怖情報が盛りだくさん!
 
・夜の一人歩きは危険がいっぱい。強盗、スリ、オカマ!?
・安宿の従業員は注意。ダマシ・窃盗が多発しています。
・声をかけてくる綺麗な女性は売春婦とオカマです。
・シクロ、バイクタクシーもだまし、ボッタクリの常習犯。
・子供の物売りと「日本語で声をかけてくる人」にも注意!
最近は変な旅行者も多いから役所も大変だなぁ
・貧民街で危険な四区
・あなたのトラブル、ほかの人には他人事!
・親しくなった日本人の寸借詐欺にも注意
・ニセモノだらけでガラクタが多い
・ベトナム人の考え「日本人は騙しやすい」
・ベトナムで一番危険なもの……きれいな女性の誘惑です
・ベトナムでは親切もビジネス。笑顔の中には下心がいっぱい
出会うかや、犬にも劣る越の民、うそがばれてもいなおるばかり
 
……といった感じで、今すぐ帰国したくなること請け合いの衝撃度。店主の半生がいかに険しいものだったかが伺われる。

そんな恐怖マップを眺めながら、ラーメンセット4ドル也をすするのもまた一興。沢山食べるとドラ◯もんの小銭入れや帽子も貰えるよ! ところで今更だけど、許可とってんのかな……
(取材・文=クーロン黒沢

▼一瞬アニメショップかと思いきや、食堂である。

▼日本人オーナー常駐で安心!

▼ドラ◯モン専用車でVIPに! 女性は別料金だ

▼ホーチミン、やばすぎだ!

▼ここまで堂々としていると清々しささえ感じる

▼主観だけで記された解説。見応え充分

▼大使館はテロの標的になりやすいので近づくな!

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