ついに吉野家がハンバーガーの販売を開始した! 吉野家の一部の店舗で、牛丼バーガーが売られているのである。しかも、牛丼のツユがたっぷりと染み込んだハンバーガーらしく、サンドされている肉はモチロン牛丼の肉。これはマジで食べてみたい! しかも数量限定!
限定という言葉にめっぽう弱い記者(私)は、さっそく吉野家に行って食べてみた。はたして美味しいのか? そもそも本当にハンバーガーを売っているのか?
この牛丼バーガーは一部の店舗でしか販売しておらず、所沢駅前店(埼玉県)と4号線矢板店(栃木県)の2店舗限定。所沢駅前店は限定1000個、4号線矢板店は限定500個のみの販売だという。
さっそくハンバーガーを注文したところ、3~4分後に牛丼バーガー(200円)が登場。調理に時間がかかるらしい。はたしてウマイのか? 包装をやぶって中身を取り出すと、パンのかわりにライスでサンドされたハンバーガーが出てきた。
ライスにはたっぷりとツユが染み込んでいる。ライスを「クパァ!」と開くと中から具が出てきた。ジュンワリとツユが染み込んで美味しそうな牛丼の肉だ! これは美味しそうである。
期待を胸にカブリと食べてみた! うーむ、うむむむむむ! うーーーーむ! なるほど……! 米の部分は牛丼のツユが染み込んでいてジューシィー。サンドされている牛丼の肉は、そのまんま牛丼の肉だった。悪く言えば「普通」。よく言えばいつもの美味しさ。贅沢かもしれないが、ライスにオコゲがついていればもっと美味しかったかもしれない。
普通に美味しい牛丼バーガーだが、2011年7月11日の時点ではまだ売り切れてはいなかったようなので、おそらくまだ在庫はあるはずである。興味のある人はぜひ一度、どちらかの店舗に訪れてみてはいかがだろうか。話のネタにはきっとなるはずだ!
ちなみに今回は所沢駅前店で牛丼バーガーを食べたのだが、この店舗にはもうひとつの特徴があった。なんと、牛鍋丼(280円)のトッピングが充実してるのである。トマトきのこ(+90円)、オクラとろろ(+90円)、ねぎ玉子(+90円)、ひじき蓮根和え(+90円)、ごぼうサラダ(+90円)、根菜きのこ(+90円)の計6種類のトッピングが用意されている。
このトッピングサービスも一部の店舗限定のようで、多くのサラリーマンがこのトッピングを追加して美味しそうに丼を食べていたのが印象的だった。ちなみに吉野家は、今まで導入してこなかった券売機での食券販売を開始して話題となっている。幻の納豆カレー丼も注目されており、これからの吉野家に期待である。
参照:twitter.com(@yoshinoyagyudon)
写真:ロケットニュース24