5月26日20時頃から、インターネットコミュニケーションサービス「Skype(スカイプ)」を利用できないという不具合が発生した。同社の公式Twitterでは「一部のユーザーの間で、サインインや通話の問題が起きている可能性があります。

現在この問題を調査中であり、わかり次第早急にお伝えします」と発表している。その後に、ホームぺージで対処方法が発表されたのでお伝えしよう。

この問題は、「shared.xml」というファイルが原因のようだ。これを削除し再度起動することで、サインインが可能になる。その手順は次の通り。
 
・Windowsの場合
1. 画面右下にあるSkypeアイコンを右クリックして、Skypeを終了する
2. Windowボタン + 「R」を押して、「ファイル名を指定して実行」を起動する
3. 「%appdata%skype」を入力して「OK」を押す
4. shared.xml ファイルを削除してSkypeを再起動する
 
shared.xmlが見つからない場合には、「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、そこに「control folder」入力しOK。フォルダオプションが現れるので、「表示タブ」の「ファイルとフォルダの表示」をすべてを表示する設定に切り替える。そして1~4の手順を行う。
 
・Macの場合
1. Skypeを終了する
2. Finderを開く
3. shift + command + Gキーを押す
4. 「~/Library/Application Support/Skype」と入力しEnterを押す
5. shared.xml ファイルを削除してSkypeを再起動する
 
以上の方法で、利用が可能になるはずだ。なお同社は、修正プログラムを発行する予定とのことである。ちなみに、この方法はすべての接続エラーに対応しているわけではないので、この方法を試しても接続できない場合があることを忘れないでほしい。

参照元:Skype(英文)