M9.0の東北地方太平洋沖地震により発生した津波によって、未曾有の被害をもたらした東日本大震災。津波が街を飲み込むようすを上空から映したものや、気仙沼市の住宅街で家が流されていく映像など、これまで数多くの津波映像がテレビやインターネットで報じられてきた。しかし、いまだあまり有名でない映像も数多く存在する。
今回紹介するのは、津波が宮城県気仙沼の街をあっという間に飲み込んでいくという貴重な映像。5分45秒間のなかに、津波の恐ろしさが濃縮されている。ちなみに撮影場所は気仙沼土木事務所の屋上とのことだ。
映像はまず、津波によって車が流され、堤防を乗り越えてくるところから始まる。自動車のクラクションと、警報サイレンが鳴り響き、みるみる街に海水が流れこんでくる。そしてわずか1分後、もはや堤防沿いの街は濁流の海へと変貌しているのだ。
想像を絶するスピードで水かさが増し、2分後には街は完全に「海」になっている。やがて車のクラクション音も、津波警報のアナウンスも消え、聞こえるのは轟々とした水の流の音のみ。
この動画は、様々なタイトルでアップされており、各動画にも
「むしろこれは津波というより街が海の底に変わる瞬間だわ・・・。」
「海が襲って来てる」
「海が沸いてくるとしか表現できない」
など、様々なコメントが書き込まれている。津波の固定概念を大きく覆される、大変貴重な映像である。
参照元:Youtube MrDoricar
▼様々なタイトルでアップされている(上の動画と同じ内容です)