
元つくば市民の私、つくばに住んでいるときにずっと思っていた。
「つくばにはちょうどいいお土産がない」……と。
・救世主あらわる
つくばの名誉のために申し上げておくと、決してつくばに美味しいものが少ないという意味ではない。むしろ飲食店のレベルは高く、個人的には東京よりもリーズナブルに美味しいものが食べられるお店も多いと思っている。
でも悲しいかな、つくばは車社会。お店は駅から離れていることが多く、電車に乗る前にちょっと買いに行くことが難しい。
茨城県は農業も盛んだけれど、温度管理や賞味期限の都合で気軽にお土産にしにくいこともしばしば。
そんなわけで、つくばって美味しいものが多いのにお土産がない……と長年感じていたのだけど、ある日SNSでつくばの老舗ホテル「ホテルグランド東雲(しののめ)」のクッキー缶が美味しいという情報を目にした。
ホテルグランド東雲なら、つくば駅から徒歩8分。歩いて行ける距離ではないか!
・お取り寄せもできる
公式サイトから通販も可能とのことで、さっそく「ギュっとクッキー缶」をお取り寄せ。価格は大2400円、小1800円(税込・送料別)。老舗ホテルのクッキー缶としては、かなりリーズナブル。今回は大サイズを注文してみた。
老舗ホテルらしい落ち着いたネイビーの缶には、ホテルのロゴと「TSUKUBA SCIENCE CITY」の文字が入っている。パッケージからつくばのお土産だとすぐに分かるのも嬉しい。
・かわいいクッキーがぎゅっ!
フタを開けると、シンプルだけど美しいクッキーが所狭しと並んでいる。
季節によって中身が変わるようで、秋はリス・紅葉・きのこの形のクッキーも入っていた。かわいい。
生地はサクサク系・ザクザク系・ほろほろ系など、バリエーションが豊富。公式に案内があるわけではないので私調べになってしまうが、おそらく15種類以上のクッキーが楽しめる。
同じ形のクッキーでも、よ〜く見ると違う味になっていることにも注目したい。例えば丸いクッキーは、シンプルなもの、フチに砂糖が飾られているもの、ナッツやレーズンが混ぜ込まれているものと3つの味があった。
肝心のお味を一言でお伝えすると、ベーシックの極みですごく美味しい。
バターや小麦粉の風味が美味しいのはもちろん、抹茶なら抹茶、ナッツならナッツなど、それぞれの素材の味がしっかり感じられるのだ。
目新しさや派手さないけれど、だからこそ甘いものが苦手でなければこのクッキーを嫌いだという人はいないのではないだろうか。間違いなく年齢性別を問わず喜ばれるお味だ……!
・材料にもこだわりが
原材料には、添加物や保存料などの余計なものがほとんど入っていなかった。
公式サイトによると、北海道産発酵バター、北海道の小麦粉、四国の和三盆など、できる限り国内産の材料を使って、パティシエさんが一枚一枚焼き上げているそう。
この素朴なおいしさは、材料選びと丁寧な仕事のおかげで実現しているのかもしれない。
このレベルのクッキー缶は、おそらく東京だったらもっと高いお値段で売られているはず。このお値段で買えてしまうなんて、つくばはスゴイ!
・つくばのお土産の定番に
直射日光と高温多湿を避ければ、常温で保存ができる。私が注文したときは賞味期限も到着から2週間以上と長めで、お土産にしても安心だなという印象だった。
これで私の中で長年感じていた「つくばのお土産がない問題」が解決だよ……!!
つくばに行ったら自分用のお土産としても買いたいぐらいのお味で、まさかつくばでこんなに美味しいクッキー缶が誕生していたとは知らなかった。
私がつくばに住んでいたのは結構前だから、私が知らないだけで、もしかしたら今はもっとたくさんのつくば土産があるのかもしれない。次はみんなに配れるような、個包装の美味しいつくば土産を見つけたいな。
今度久しぶりに、つくばに足を運んでみようと思う。
参考リンク:ホテルグランド東雲
執筆:五條なつき
Photo:RocketNews24.
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