ロケットニュース24

崎陽軒なのにシウマイがゼロってマジ!? 40年以上愛される隠れた逸品「しょうが焼弁当」を食べてみたら主役以上に輝く脇役に出会った

25分前

先日、自分の「ブレない選択」が思いがけず視野を狭めていたことに気づく出来事があった。目指すものが明確すぎて、それ以外の選択肢をこれまで完全にスルーしていたのだ。

何の話かといえば、崎陽軒の弁当についてである。横浜駅をよく利用する私は日常的に崎陽軒の店舗に立ち寄るのだが、そこで買うものといえば、王道の「シウマイ弁当」。もしくは、チャーハンが主役でありながらシウマイも楽しめる「横濱チャーハン」と決まっている。

いつもその2択だから、弁当の見本が並ぶショーケースにじっくり目をやることはほとんどなかった。だから、今までまったく気づいてなかったのである。崎陽軒にシウマイが入ってない「しょうが焼弁当」が存在するなんて……!

・かなりのロングセラー弁当

実は、バラエティに富んだ弁当を販売している崎陽軒。季節に合わせた商品も展開しており、私もそのラインナップの多さは知っていたつもりだった。だけど、絶対的エースのシウマイだけは、全弁当に共通して入っているものだとばかり思っていたのだ。

だから、シウマイなしの弁当があると知ったときはかなり驚いた。しかも「しょうが焼弁当」の発売は40年以上も前だというから、さらにびっくりである。これまで幾度となくお店に通っていながら、まったく知らなかったよ……。

こうなると、気になりすぎて居ても立っても居られない。長年スルーしてきた非礼を詫びる意味も込めて、どうせなら横浜駅にある崎陽軒の本店で購入しようと思い、さっそくやってきた。

店内に入ってショーケースを覗くと、あれ? お目当ての品が見当たらない! 店員さんに伺うと、なんと本店では「しょうが焼弁当」の取り扱いはないというではないか。本店ならすべての商品がそろってると思っていたけど、どうやらそうではないみたい。

でもね、心配しなくても大丈夫。なんせ、横浜駅には崎陽軒の店舗がたくさんあるのだから。気を取り直して、その足で横浜駅の東西をつなぐ中央通路にある横浜駅中央店へハシゴ。すると、そこにはしっかり「しょうが焼弁当」が並んでおり、無事に買うことができた。



・主役も脇役もいい仕事してる!

自宅へ持ち帰っていそいそと弁当のフタを開けてみると、中にはたしかにシウマイの姿がひとつもない〜〜!!! 黒ごまと小梅をあしらった俵型のごはんこそ「シウマイ弁当」と同じだが、おかずのラインナップはかなり違っているよう。

脇を固めるこれらの面々も気になるけれど、まずはメインである生姜焼きからいってみよう。豚肉は4枚入っていて、1枚ずつの厚みもしっかりあるので食べ応えはありそうだ。

ひと口食べてみると、肉はきちんと柔らか。思っていたよりも生姜の主張はマイルドだけど、甘辛い味付けでごはんにバッチリ合う! しかも、下には玉ねぎの炒め物が隠れていて、これがまた生姜焼きのおいしさを引き立ててくれるのよ〜。

ひとしきり主役のおいしさを味わったところで、ほかのおかずたちも見ていこう。生姜焼きの周りに丁寧に詰められているのは、ポテトサラダ、千切り生姜、きゅうり漬け、筍と高菜の鶏そぼろ炒めなど。

取り立てて派手さはないけど、ポテトサラダはどこかホッとする安心感があってたまらないし、千切り生姜は肉と一緒に食べるとピリッとしたアクセントをプラスしてくれてイイねぇ。きゅうり漬けも箸休めにぴったりだ。

だけど、私が特に気に入ったのが、筍と高菜の鶏そぼろ炒め! これがもう抜群においしくて、この弁当の影の主役と言ってもいいのではと思ったほど。筍と高菜のシャキッとした食感に、鶏そぼろの滋味深い味わい。これだけでも、パクパクと勢いよくごはんが進んでしまったほど。



・正直寂しさもあるけど…

というわけで、全体的にかなり満足度が高かった崎陽軒の「しょうが焼弁当(税込980円)」。これからは、新たな選択肢として積極的にリピートしていきたい。

ただ……やっぱりね、シウマイがまったくない寂しさも正直あるっちゃある。「横濱チャーハン」のように、すみっこに2つだけでも入ってたらもっと最高なんだけどな〜。

ちなみに、崎陽軒にはこれまた意外なメニューとして「いなり寿司」もあるのだが、そちらにもシウマイは入ってないらしいぞ!

参考リンク:崎陽軒
執筆:つぼみまい
Photo:RocketNews24

▼横浜駅にある崎陽軒の本店

▼シウマイなしの「しょうが焼弁当」

▼崎陽軒の弁当はごはんがおいしいよね!

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