
赤から鍋でお馴染みの「赤から」が期間限定でおでんの販売を始めたらしい。
季節的には少し早い気もするが、あのピリ辛スープで食べるおでんは確かにおいしそうだ。わかる。
だが、そのおでんの具材として抜擢されたものの1つに「クロワッサン」が入っているらしい。なるほど、それはちょっとよくわからなくなってきたな……?
・社内公募で誕生 「赤からおでん」
社内公募POP
2026年9月10日より登場している「赤からおでん(1人前2189円)」。なんとこの商品、アルバイトスタッフの方が考案したものを商品化までもっていったのだとか。
現場の全従業員からアイデアが寄せられ、集まった約70案の中から選ばれたのが「赤からおでん」だったとのこと。赤からで普段働いている方が考案し、社長・役員相手のプレゼンも勝ち抜いただなんて、食べる前からおいしいのは確定しているようなもんだ。
だが、なぜ具材に「クロワッサン」が入っているのだろうか。最初プレスリリースを見た時は見間違いかと思ったくらいだ。なぜそこを掛け合わせたのか、ちょっとわけがわからないぞ。
もうこれは自分の舌で確かめるしかないと、数年ぶりに赤からへとやってきた。家で赤から鍋の素を使うことはよくあるけど、店舗に来たのは久々だな。
おでんは0辛か3辛から選べて、店員さんのオススメは0辛とのことでそちらをチョイス。1人前2189円だが、赤から鍋と同じく注文は2人前(4378円)からとなっている。今回の店舗だと、通常の赤から鍋と比べると1人分660円ほど割高だった。
注文してしばらくすると、お鍋とともにクロワッサンが別添えで運ばれてきた。
どこからどう見ても普通のクロワッサンだ。これを一体どうしろというんだ……。とりあえず鍋の中の具材から頂いていこう。
「赤からおでん」の具材は、クロワッサン込みで13種類。大根、牛すじ、たまご、ちくわといったおでんっぽい具材と、ニラやもやし、油揚げなど、赤から鍋の具材が入り交じっている感じ。赤から鍋はデフォルトが9種だから、より具だくさんな仕様となっている。
ピリッとした旨辛さはありつつ、昆布だしの効いた和っぽいテイストで、大人も子供も楽しめる味。これは0辛で正解だったかも。
正直、食べてておでんなのか鍋なのかはよくわからなかったのだが、鍋物としてとってもおいしくて気に入った。具材も食べ応えあるものばかりだから満足感もあって、個人的には普通の赤から鍋より好きかもしれない……!
ただ、コイツがいるんですよ。どう考えてもここに居るべきでは無い奴が混ざっている。クロワッサン当人も「どうして俺がココに…?」って絶対思ってるだろ。
メニューに「クロワッサンをおでんの出汁にひたしてお楽しみください」とあるので、半信半疑で出汁をかけてみる。赤い水を吸ってブヨブヨしたクロワッサン……こんなんフランス人が見たら発狂しそうだな。
だが、意を決して食べてみると思ってたより合っているのだ! クロワッサン自体は普通の安いクロワッサンなんだけど、出汁にひたしたことでバターの香りがなぜかじゅわっと際立つ……!
出汁を吸ってふにゃふにゃになっているんだけど、湯葉とかお麩とかなんかそういう感覚で食べられちゃうんだよね。一緒に食べた友人も「合わないと思ってたけど合ってる…!」と驚いてた。クロワッサン×おでんは「意外と合ってる」、これに尽きます。
・まさかのルーツが判明
その後もおいしく食べ進み、〆の雑炊も注文。店員さんが作ってくれたのだけど、おでんを頼んだ我々が珍しかったのか「クロワッサンどうでした?」との質問が……!
話を聞いてみると、関東の若い人たちの中で普通のおでんにクロワッサンを浸すのが流行っていたらしくて、今回こういった商品が生まれたのだそう。洋食でパンにソースをつけて食べるところから着想を得てるらしい。
そんなブーム、地方では聞いたこと無かったけど、アイデアとして拾い上げてそれを商品化まで持ってったってのが凄いよね。なんともおもしれー会社である。
目新しさを抜きにしてもとてもおいしかったので、今この記事を書きながら、期間中にもう1回くらい食べたいなぁなんて思っている。「赤からおでん」の提供は2026年9月28日までと短めなので、気になる人は早めにチャレンジしてみて!
参考リンク:赤から、PRTIMES
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
▼おでんの具材は、大根・鶏セセリ、名古屋コーチン入りつくね串、たまご、牛シマチョウ、ちくわ、さつま揚げ、牛すじ、油揚げ、白菜、もやし、ニラ、そしてクロワッサン。
▼具材の追加も一部できます