
今、私たちには足りないものはナニか? 連日の猛暑、いや酷暑を前に圧倒的に足りないものがある。それが何なのか、わかるだろうか? わかる! 私(佐藤)にはわかるぞ、それはスタミナだ。うだるような暑さが続く中で1日、いや半日、もしくは数時間でも外に出ただけで、体力をゴリゴリと削り取られていく。これにあらがうスタミナが必要なのではないのか?
「暑さを跳ね除ける」とまではいかないまでも、せめてこの酷暑を乗り越えるだけのスタミナが欲しい! ということで、私はボリュームで評判の町中華に行き、「乱暴」という言葉がふさわしく、またそれが褒め言葉と感じられるような、ボリューミーな料理を摂取してやった!
・スタミナ摂取!
正直な話、私は意識的に脂ものを控えるようにしている。というのは、以前から繰り返しお伝えしているのだが、胆のうに石(胆石)があるからだ。徹底して脂ものを避けるべきというほどではないものの、選べるのなら違うものを摂るようにした方がいい。
とはいえ、この暑さだ。今夏を乗り越えるのには馬力がなければやってられん。野菜も果物もいいけど、たまにはガツンと来るようなものを食わねばやれんのですよ!
ってことで、味と量に定評のある東京・中野の「ぶ器用中華謝謝(シェイシェイ)」にやってきた。
ここのお店は、さまぁ~ずの『モヤさま』やケンドーコバヤシさんの『ほろ酔いビジホ泊』でも取り上げられたことがあるそうだ。
中野駅北口界隈には多くの飲食店があり、テレビや雑誌で取り上げられるお店も少なくない。この辺は割と生活圏で、かれこれ10年も暮らしているんだけど、お店の移り変わりが激しくて、ここができたことにも気づかなかった。
噂ではチャーシューエッグがスゴイと聞いていたので、それを食べる気満々でやってきたのだが、入口の階段のところに、「肉玉炒飯」(税込1000円)なる新名物の貼り紙が!? これもかなりスタミナを感じさせる一品だな。
入店してメニューを見ると、チャーシューエッグが1番最初に記されている。「多分中野No.1」、そう言われると頼まないわけにはいかないなあ。炒飯にするかチャーシューエッグにするか迷っていると、店主と思われる外国人のスタッフの方が丁寧な日本語で「ハーフサイズもできますよ」と仰る。
それならばと、「チャーシューエッグのハーフ」(税込748円)と肉玉炒飯をお願いした。
先に出てきたのはチャーシューエッグ。これがハーフだって!?
これでハーフならレギュラーはつまり倍! よかった、半分にしておいて。ちなみに定食セット(ご飯・スープいずれもおかわり自由:税込330円)で、チャーシューエッグ定食にすることも可能だ。
目玉焼きの下には特大チャーシューが4枚も潜んでいる。
厚さは推定1センチ。レバニラやエビチリなどの料理と並んでも十分に引けを取らない、主役をはれる一品だ。
少しして炒飯も出てきた。これまた圧巻のビジュアル。スタミナ摂取には申し分のない品々である。
炒飯の上の玉子、その上に豚肉がてんこ盛り。乱暴だな~、でもそれがイイ。今日はこういうのを求めてここに来たのだから。そしてそれを「食う」というよりも「喰らう」ために来たのだから。スタミナ・エネルギーの供給に持ってこいだ。
まずは肉を片付けないことには、米の層にたどり着くことはできない。豚肉は生姜やにんにくを効かせたソースが絡んで、ひと口目からガツン! ときやがる。
刺激たっぷりの肉に対して、玉子はふわとろ。まるで味の強さを和らげるように、ほのかな甘さを帯びている。
パラパラの炒飯と玉子の相性はよく、肉の上段強パンチ、炒飯の下段強キックを中段玉子の弱パンチがつないでいくという、絶妙なコンビネーションが絶え間なく続いていく。当然、私は防戦一方。
見た目にはわかりにくいが、その量もかなりのものなので、完食する頃にはお腹いっぱいで、心地よくKOされた次第である。
味は全体に濃いめで、酒と合わせても良いツマミになるだろう。暑さで失われがちな塩分補給にもよさそう。とにかく皆さん、暑い日はまだ続くので、水分摂取もさることながら、ときにはここのチャーシューエッグ・肉玉炒飯のような力強い一品を食べて、英気を養おう。
今、足りないのはスタミナだ。みんなスタミナ摂ろうぜ!
・今回訪問した店舗の情報
店名 ぶ器用中華 謝謝(シェイシェイ)
住所 東京都中野区中野5-53-4 第4山和ビル
時間 11:30~00:00 金祝前11:30~翌2:00 土曜12:00~翌2:00 日曜12:00~0:00
定休日 なし
参考リンク:Instagram @nondakuresyeisyei
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24