
いつの頃からか、コーヒーを飲むことが習慣になっている。コーヒーを飲まないと、その日はなんだか物足りない気分になる。しかし一方で、コーヒーを飲まない人も増えていると聞く。
コーヒーをがぶ飲みしたい人も、馴染みがない人も、どちらの層にもちょうど良さそうなコーヒーが2026年7月31日より、スターバックスで販売開始した。その名も『クリア コーヒー』といい、なんでも苦さが控えめらしいぞ……!?
・期待のクリア コーヒー
日本上陸30周年を迎えるスターバックスは、新たなステージへと足を踏み入れているようだ。というのも、コーヒーに興味を持ってはいるものの、飲み辛い存在と感じている若者の声をきっかけに開発した商品が完成したからである。
『クリア コーヒー(店内飲食税込490円)』という名のそれは、コーヒーの新しい入り口となることを目指して、苦味や後味への不安、失敗したくないという声に向き合って仕上げた渾身の1杯とのこと。
使用しているコーヒー豆は、30周年を記念して開発された「スマトラ マサ デパン」。その豆を、苦みをおさえて旨みや甘みを凝縮するリストレットショットで抽出したものを使用しているらしい。
毎日最低1杯はコーヒーを飲む記者であるが、ついついガッツリしたフレーバーを選んでしまいがち。たまには、柔らかな味わいのコーヒーを摂取して、体を労わってあげたいところ。もしかすると『クリア コーヒー』が救世主になるかもしれないと、期待に胸を膨らませ味わってみた。
・アメリカーノに近い
見た目はドリップのアイスコーヒーよりは、アメリカーノのアイスに近い感じだ。それもそのはずで、浅煎りの豆のエスプレッソを水で割るという、アメリカーノに似た作り方をしているという。
しかも繰り返すように、エスプレッソはリストレットショットを使用している。この方法によって、一層苦味や雑味が抑えられた味になるのだ。加えて、ここにクラシックシロップも入っているというから、確かに随分飲みやすそうだ。
さっそくいただいてみると、ふんわりとした甘味にすっきりとした飲み心地。苦みは抑えられていて、けれどもコーヒーの香りは優しく感じられる。のど越しが爽やかで、しつこく後を引く感じもしない。しかし単純に薄いコーヒーという訳でもなくコクはあり、全体的にさっぱりとした飲み心地だ。
なんと表現したものか、スタバが定期的に出しているチラックスのコーヒー版とでも言えば伝わるだろうか。
同日より、ここにシトラス果肉を加えた『シトラス クリア コーヒー(税込590円)』の販売も開始しているが、なるほどシトラスも合いそうな味わいである。
コーヒーのしっかりとした苦みが好きなのにという人には、もしかすると少し合わないかもしれない。ただし香りはコーヒーなので、その点の満足感は味わえるし、甘く軽やかなので通常のアイスコーヒーよりは飲みやすい。
新しい、これまでのスタバのコーヒーにはないものであることには違いない。30年を迎えるというのにスターバックスの進化はどうやら、とどまることを知らないらしい。例によって『クリア コーヒー』は期間限定ドリンクであるが、通常のブリュード コーヒーの間に挟むなどして、楽しんでいければと思っている。
コーヒー好きも、そうでない人も、一度お試しあれ!
参考リンク:スターバックス
執筆:K.Masami
Photo:RocketNews24.