
先日、しゃぶしゃぶの食べ放題を楽しんでいたときのこと。友人が「お前、しゃぶしゃぶの起源って知らないだろ? 教えてやるよ」と得意げに話を切り出してきた。
めんどくせぇ(笑)と聞き流していたのだが、その『起源といわれる料理』の全貌があまりにも興味をそそる内容で……気が付いたときには、釘付けになっている自分がそこにいた。
・友人曰く
涮羊肉(シュワンヤンロウ)と呼ばれる北京料理が起源とされているとのこと。新鮮な羊肉を、煙突が突き刺さったような特殊な鍋を用いて頂くのだとか……。
ようするに「羊肉しゃぶしゃぶ」ってことらしいのだが、例の鍋で調理をするとめちゃくちゃ美味しくなるらしい。
なにそれ、気になるじゃんか。
というワケで、日本でも食べられるお店はないか探してみたところ……
池袋に『東来順』という涮羊肉の名店があることが判明! さっそく足を運んでみることに。
メニューを見てみると、例の鍋らしき写真を発見。
鍋のスープは、ベーシック&麻辣の2種類。つけダレは8種類から注文可能とのこと。
羊肉もベーシック&肩ロースの2種類から選択ができるとのことだ。
とりあえず、何を頼めばいいのか分からなかったので人気NO.1の記載がある商品を注文してみることにした。
・大迫力
注文をすませると、トッピングバーに案内される。めちゃくちゃ種類が豊富で驚き。
パクチーやネギはまだ馴染みがあるのだが……
その他は、日本のしゃぶしゃぶチェーンでは見かけないような珍しいトッピングばかり。
味の想像がつかないので、とりあえず全種類小皿に盛り付けておこう。
そうこうしていたら、メインの「手切り羊肉(税込1408円)」が運ばれてきた。
アーティスティックな盛り付け。なんだかオーラが凄い。なんて見とれていたら……
例の鍋が登場!
マジで、煙突みたいなのがブッ刺さってるじゃん(笑)近くで見ると大迫力。
ちなみに、中には炭がギッシリ。
なるほど~! この煙突部分が熱源になっているのね。
・未体験の味わい
鍋のセットが完了したらスープの投入。今回はベーシックなタイプ(税込1408円)をチョイス。
ネギやクコの実、干しエビなどが入っている。いわゆる薬膳スープといった感じ。
1~2分程度で、鍋から蒸気が噴き上がってきた。
強力な熱源が中央にあるので、沸点に到達するまでの時間が爆速だ。
とにかくスープ全体が熱々でビビる。
さて、まずは一緒に注文しておいた野菜盛り(税込1408円)を投入。
イイ感じになったところで、羊肉をしゃぶしゃぶして食べてみる。
おぉ、超柔らかくて美味い! それに、上質な風味を強く感じるぞ。羊肉のミルキーな味わいが好きな人には堪らないはずだ。
鍋の構造上とにかくスープが高温になるので、旨味や風味をほぼ逃がさずに最高の状態で仕上げることができるのだろう。
過去にラムしゃぶしゃぶを食べたことはあったが、その時よりも美味いかも。鍋の形と熱源が変わるだけでこれほどまで味に変化が出るとは……めちゃくちゃ勉強になった。
あと、この「秘伝ゴマタレ(税込330円)」。ビックリするほど濃厚だ。これほどまで濃ゆいモノは初めて。
そのままでも充分美味しいのだが、トッピングを足しながら食べるのがオススメ。
各種トッピングは単体で味わうと尖ったクセがあるのだが……ゴマの濃厚な風味が合わさると、強烈な旨味へと変化する。
個人的には、シシトウ漬けが大変気に入った。
しゃぶしゃぶで体験したことが無いような複雑な味わいを堪能できるので、ぜひ1度ご賞味いただきたい。
なお、紹介した料理は1皿で大体2人前の量となっていたのでお見知りおきを。1人で完食したので超満腹になってしまった。
・似て非なる絶品料理
しゃぶしゃぶの起源とされる料理『涮羊肉(シュワンヤンロウ)』。よく知るものとは、ひと味もふた味も違っていて面白かった。教えてくれた友人には心から感謝をしなくてはな……。
ソロで足を運ぶ場合、調理された状態で提供してくれる「定食メニュー(税込1180円)」もあるのでこちらを選択するのもアリかと。池袋を訪れたのなら、1度味わっておいて損はないと感じた。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 東来順
住所 東京都豊島区西池袋1-23-1 エルクルーゼ6F
時間 11:00~23:00
休日 年中無休
参考リンク:東来順
執筆:イナバタクヤ
Photo:RocketNews24
▼牛肉も豊富に用意されているので、羊が苦手な方も安心して足を運んでみてほしい。