
ローカルチェーンというと、特定の地域に限定的に出店しているチェーンストアのことを指す。言葉のイメージから都内に進出していない、地方のお店というイメージがあるが、東京にももちろんローカルチェーンは存在する。
そのひとつが「スーパー三徳」だ。都内に30店舗以上もありながらも、その存在はどちらかといえば控え目で、名前は聞いたことがあるけど利用したことがない人もいるだろう。
実は私(佐藤)は古くからその存在を知っており、徒歩圏内にお店があることから、時々利用している。三徳を知る私からひとつオススメを紹介したい。それはアップルパイだ。
・新宿のド真ん中にある「サントーク新宿」
三徳の新宿本店は東新宿にある。古くから知っているのに、本店がどこにあるのか最近まで知らなかった。東京メトロ東新宿駅を出てすぐのところ、当編集部からでも徒歩で行ける場所に本店があったのだ。
どうでもいいことなのだが、この新宿本店がある建物の名前は「サントーク新宿」という。おそらく自社ビルなんじゃないかなあ。詳しくはわからないけど、サントークにある三徳だものな……。
話を戻そう。新宿本店は1階に青果・総菜・ベーカリー、2階に精肉・鮮魚・加工食品を置いている。店舗入ってすぐ左に弁当総菜を集中的に置いており、充実した品揃えで入ってきた人たちの足を止めている。
弁当類も悪くはないのだが、私が推したいのはベーカリーだ。中堅スーパーでありながらベーカリーはかなりしっかりしていて、系列店にも自社商品を卸している。ほかの三徳のパンにもちゃんと「自社製造」と記載されているのだ。
・パンが安い
この日買ったのは、パンが2つに箱入りのホールアップルパイの計3点。
自社製造ゆえなのか、価格は意外と安い。たとえば今回購入した「ピザトースト」は税別110円。「シュガードーナツ」は税別120円である。
最近はコンビニでも100円台で買えるパンが少なくなってきている。ちょっとおしゃれなベーカリーとなるとコンビニよりもはるかに高い商品も珍しくない。値段が高くなった分、材料や味にもこだわっているのはわかるけど、やっぱり理想は安くて美味いものだよね。三徳はその消費者の欲求に応えてくれているようだ。
このシュガードーナツ、結構デカいんですよ。大きさ・重量ともにハンバーガーくらいあるぞ。1個でもかなりお腹が満たされる。育ち盛りの子どもなら、満足いくおやつになるはず。
・1000円で味わえる本格アップルパイ
それで今回のメイン、「ホールアップルパイ」は税別1000円。
定規で測ったら直径17センチ、厚さは約3.5センチ。見るからにサクサク食感であることが想像できる。
さっそく切り分けてみる。ナイフを入れるとザクっと弾けるような音がして、中の艶やかなアップルフィリングが顔を覗かせる。もう断面からして美味そうだ。
一口食べると、ほのかにバターの香るパイ生地に、リンゴの甘みと酸味が上手く調和している。他のスーパーで遭遇する「とりあえず甘くしました」みたいな安っぽさはなく、素朴だが正直な美味しさを感じさせる。
1000円でこのクオリティが出せるとは、やっぱり三徳のベーカリーはレベルが高い。アップルパイもさることながら、パンはどれを食べても、実力を感じさせる安心の味だ。行ったことがないという人は、まずはアップルパイを試して頂きたい。ハーフサイズも販売しているので、お試しにちょうど良いはず。
自分へのご褒美にするも良し、手土産として持っていっても喜ばれるだろう。三徳の名物としてオススメだ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 スーパー三徳 新宿本店
住所 東京都新宿区新宿7-26-38
時間 9:30~24:00
定休日 なし
参考リンク:三徳
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24