
「ローホル」と言われる食べものをご存知だろうか? これは一時、ネットを中心に話題となった、 ロ―ソン限定で販売している冷凍のホルモン鍋のことである。略してローホルと呼ばれている。
味はおろか、そんな商品があることすら知らなかったので、最寄の店舗で実際に購入してみた。実のところ最近SNSで、加熱している動画を見てとても美味そうだと思ってしまったので、それにならって私(佐藤)もじっくりと加熱している様子をお伝えしたいと思う。
グツグツと煮立つホルモン鍋の様子を見たら、あなたもきっと食いたくなる。
・ひそかな人気商品
この商品は東京・足立区のナガラ食品が製造している商品で、ロ―ソンでのみ販売しているそうだ。料理研究家のリュウジさんが取り上げたことで、広く知られるようになり、キャンプ飯として活用している人も多いようである。
原材料は国産の豚小腸、そのほか具材は煎ごま・ニンニク・牛脂・ねぎなどである。
アルミ鍋なので、電子レンジ・IHヒーターは不可。また強火調理は禁止となっているので、気を付けて頂きたい。
フタを取ったらそのまま弱火にかけて、とろみが出るまで10分以上加熱する。また必ず中心部まで十分に加熱しなければならない。とろみというのが、どのくらいの加減なのかわからないけど、とにかく弱火でしっかり火を入れるようだ。
フタを外すと全面カチコチ。これが加熱することでどう変化していくのか? そしてどのあたりで食欲をそそる見た目に変貌していくのか? しっかり見極めてやろうじゃないか。
・ローホル実況解説
ではさっそく、コンロにオン! 弱火でゴー! だ。
加熱開始すると早くもフチの方から静かに湯気が上がり、スープが固体から液体に変化し始めた。しかしながら食欲をそそるには到底至っていない。
端の方から泡が出始めているけど、大部分が凍り付いた大陸のままだ。氷河期が明けるには相当な時間がかかるぞ。
次第に加熱による気泡はデカくなり、フツフツとスープが沸き立ち始めた。
中央のホルモン氷河にもスープの波が打ち寄せて、徐々にその塊を溶かし始めている。ほのかに香るニンニク醤油の香りも、だんだんと鼻をくすぐり始めている。
絶え間なくグツグツと音を立てはじめ、次第に鍋っぽくなってきている。しかしまだ中央のホルモンには霜がついている。つまりホルモン大陸はいまだ凍てついているのだろう。
う~ん、まだだ。「事を急いては仕損じる」というしな。「待つの」ってブルゾンちえみも言ってたもんな。
さらに1~2分を経て、中央の塊が解け始め、より一層鍋らしくなってきた。ここから一気にスパートがかかりそうだな。見逃すな、本当に美味しそうな瞬間が訪れるのを見逃すなよ!
来てる来てる~! ワッショイ、ワッショイ! 祭りだワッショイ!! 盛り上がって参りました~ッ!
うわ~! 美味そう、もう美味そう! そろそろいいの? とろみがついて来てると思うんだけど、どこまで煮たらOK? 誰か正解を教えて!
おお~! 確変モードに突入! さきほどまでの「熱で塊を解かしている」という状況から一変して「仕上げ」に来てる。ここが1番の見どころです。まもなくグランドフィナーレ!
来てる来てる、そのまま突っ走ってゴールしてくれよ。
そうして、無事にゴールイン! その様子を見届ける私の脳裏には『サライ』が流れている。さくら~ふぶ~きの~♪
そんなわけで、噂には聞いていたけど、噂以上に美味しそうに仕上がった。実物はSNSで見た以上に美味そうだ。食べる前ではあるけど、リピートして購入する人がいるのもうなずけるな。
・「ロー」はローカロリー
ではさっそくやりましょう! 手元にビールでもあったら、なおのことよかったけど、今はそのままの味を堪能したいと思います。
行くぞ? いいか、行くぞ?
エイ!
おお~、こりゃイイねえ。ニンニクがしっかり効いててほのかな辛味が一層食欲をそそる。豚ホルモンの量もしっかりあって、食い甲斐バツグン。味も量も申し分ない上、税込451円でコストパフォーマンスも高い。
こりゃ人気が出るわけだ。1日を終えて食事を作る気力のないときに、コレをご飯のおかずにしてもいいし、酒のツマミにしてもいい。キャンプのお供にも良いだろうし、上級者たちは食べ終えたアルミ鍋に麺やご飯を入れて2度楽しむそうである。
何よりこれが優れている点は、罪深い美味さなのに低カロリーであること。
100グラム117キロカロリーってことは、内容量240グラムだから1食約280キロカロリー。食べて満足できる上にカロリー低い。それも踏まえて「ロー(カロリー)ホル」なのかなあ。
そんなわけで、私と同じようにいまだローホルを知らない人よ。ぜひ試してくれ。これは食卓の救世主であり、晩酌の新しい相棒。そしてダイエットにもキャンプにもいける、万能冷食だ。
参考リンク:ローソン
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24