
東北自動車道の「佐野サービスエリア(上り)」が、2026年3月17日にリニューアルオープンした。佐野SAといえば2021年から大規模リニューアル工事がスタート。下り線が2022年に先行オープンし、今回の上り線完成によって……ついに完全体へ!
さっそく生まれ変わった佐野SA(上り線)へ行ってきたので報告したい。ただの休憩所とは呼べないレベルに超絶進化していたぞ!
・上下線一体型SA
佐野SA最大の特徴は、上り線と下り線が階段でつながっていること。どちら側に停車しても歩いてもう片方の施設へ行けるのだ。
なんでも自然に恵まれた環境と、上下線を自由に行き来できる特性を活かし、SA全体をひとつのパーク(公園)と見立てたコンセプトへ刷新したらしい。それゆえ、NEXCO東日本では『佐野パークSA』と呼んでいるそうだ。
ちなみに内外装デザインは、国立競技場や高輪ゲートウェイ駅を手がけた隈研吾建築都市設計事務所が監修。木の温もりが感じられる空間である。さっそく中に入ってみると……
・シャンデリア
入口すぐのシャンデリアがやたらと高級感が漂っていた。説明パネルによると、なんとニューヨークの名門ホテル『プラザホテル』で実際に使われていた本物のシャンデリアらしい……!
プラザホテルといえば、世界中の著名人が訪れる歴史ある超高級ホテル。1964年にはビートルズも滞在したことで知られている。まさか栃木でニューヨークの歴史を感じることになるとは……
・最大の目玉はラーメン
施設もすごいが、やはり最大の目玉はグルメである。2025年の「日本ご当地ラーメン総選挙」で佐野ラーメンが初の栄冠に輝いたが、今回のリニューアルでとんでもない店舗がフードコートに誕生した。
市内の超人気店「麺屋 ようすけ」が『麺屋 ようすけplus』として高速道路に初登場。なんと24時間営業である! 名店の味が24時間楽しめるのはヤバい。
せっかくなのでオープン記念価格の850円で購入した「佐野ラーメン」を食べてみると……やっぱり美味しい。
透き通ったスープはコクがありながらもスッキリ。つるりとした麺の食感もよく、伝統と新しさを両立した完成度の高い1杯だった。地元民も納得のクオリティである。今後、夜中に佐野ラーメンが食べたくなったらSAに立ち寄ろうと思う。
また店舗だけでなく、インスタントの佐野ラーメンがズラリと並ぶ「らーめんウォール」も圧巻だった。
その数なんと35種類以上。定番の栃木土産もしっかり揃っていて死角はない。
・目的地にしてもOK
冒頭でもお伝えしたように、下り施設も2022年にリニューアルしたばかり。上り線も下り線もピカピカで飲食店も土産コーナーも超充実している。
さらに階段で上下線を行き来できる便利さまで備えているから、東北道の休憩スポットとして今後ますます人気が出るだろう。必ず立ち寄るべきSAに進化したので覚えておくこと。現場からは以上です!
参考リンク:佐野SA(上り)
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.