
皆さんは覚えているだろうか? 昨年6月に私(佐藤)がレストラン「アンナミラーズ」の復活についてお伝えしたことを。その時、2025年12月に復活するとお伝えしていたのだが、私もそのことをすっかり忘れたまま年を越してしまっていた。
実は復活時期がややズレて今年の2月13日にオープンするという情報を得た。つまり明日だ! それに先立って前日の12日、メディア・関係者向けの内覧会が行われ、有難いことに私も参加することができたのである。
首を長くして待っていらっしゃったアンミラファンの皆さん、お待たせしました。アンナミラーズが帰ってきたぞ~~ッ!!
・1号店出店の地に帰ってきた!
最後の店舗、品川・高輪店の閉店が発表されたのは2022年6月14日のことだった。同年8月31日までの営業とのことだったが、発表翌日にはお客さんが殺到し、入店まで1時間半待ちの状況だった。
1973年に青山に1号店を出店し、約50年の歴史はこの日をもって一旦終了したのであった。以降、この3年間は駅やデパートなどで催事出店をしており、復活を待ち望む人がカットパイやホールパイを買い求めていた。
1号店出店の地、青山にアンナミラーズが帰ってくる。その情報をキャッチした私は、オープン予定(当初12月)の半年前にも関わらず、その予定地を視察している。私も復活が待ち切れないアンミラファンの1人だから、行かないわけにいかなかったのだ。
当然、その時に店をうかがわせるものは一切なかったわけだが……。
~~ そして8カ月の月日が流れて ~~
オープン前日に内覧会があることを知り、運営元の井村屋さんに懇願して、参加させて頂くに至ったのだった。8カ月ぶりに住所地に行ってみると……。
ガラス張りの店舗の構造上、光が反射して店の様子をハッキリ見ることはできないのだが、2階にはちゃんとあるぞ、「アンナミラーズ(Anna Miller’s)」の看板がな!
おかえり~~!
・入るとすぐにショーケース
店に入ると最初に目に入るのはショーケースだ。わかるぞ、この中には至福が詰まっていることがわかる。3年前に失われたこの光景に、もう1度出会えるとは。まして、創業の地である青山にとっては半世紀ぶりの奪還と言える。
そしてアンナミラーズにとっては凱旋にも等しい。
見よ、この素晴らしい光景を! 上段にはマロン、下段にはバナナ。
その隣にはプレーンチーズケーキ。
さらに並ぶのはフルーツクリーム。その下段にはチョコレート。
そして、アンナミラーズの看板にして王道のチェリーパイとアップルパイだ。
明日以降、ここにくればいつでもパイが買える! 催事出店を待たずに買える場所があるなんて、喜ばしきことかな! もちろんイートインもできるぞ。やった~~!
・素朴な温かい家庭料理
さて、内覧会は特別メニューの提供も行われていた。フードメニューから「ファーマーズブレックファースト」「ハンバーガー」「パストラミルーベン(サンド)」「B.L.T(サンド)」のいずれかを頼むことができた。
ちなみに正式なオープン後はこれらに加えて、パンケーキやサラダなども用意されている。
おそらく開店後の目玉になるのは、「フリーリフィルドリンク」。これはおかわりできるドリンクで、1杯頼むとコーヒー・紅茶・コーラ・コーラゼロ・スプライト・ファンタメロンソーダをおかわりできるというもの。
税込770円で好きなものを自由におかわりできるのである。セルフでもドリンクバーでもなく、提供スタイルで飲み放題は珍しいかもしれない。
今回は1人1品の提供だったのだが、隣の人が頼んでいた「ルーベンサンド」(提供価格税込1870円)を撮影させて頂いた。メニュー全般、過去のものを見直して使用する食材をクオリティを上げているのだとか。
それで私が頼んだのは、「ファーマーズブレックファースト」(提供価格税込1760円)だ。
ブレックファーストメニューは朝だけでなく終日オーダー可能とのこと。ちなみに卵はフライドエッグかスクランブルエッグを、それからソーセージかベーコンのいずれかを選ぶことができる。
パンケーキにトーストがついているところがアンミラらしい。いかにもボリューミーなアメリカンって感じ。だが、ただボリューミーなだけでなく、しっかり美味しい点も見逃せない。
パンケーキはいわゆるフワフワ系でもホットケーキ系でもなく、見るからに技量を問われそうな焼き加減のものだ。
表面パリパリで中はふっくら。メリハリのある焼き加減で食感も楽しい。メイプルシロップをたっぷりとかけて食べると、素朴な味わいに何だか落ち着く。
そもそもアンナミラーズは「ペンシルバニア・ダッチ」と呼ばれる、素朴で温かい家庭料理を原点にしている。その原点に忠実な料理を提供しているわけだな。
・新しい時を刻む
この日、店内でのパイの提供は行われていなかったのだが、撮影用に用意して頂いた。
やっぱ見ると食べたくなっちゃうよねえ。とくにチェリーパイ・アップルパイは唯一無二だよなあ。行列嫌いの私でも、長い列に並んででも食べたいと思ってしまうものな。
そして新しい制服がこちら。アンナミラーズのトレードマークとも呼べる制服は新店舗でも健在です。復活に当たっては「えんじ色」を採用したそうだ。いずれは公式サイトのテーマカラーになっているオレンジや、過去に採用していたピンクのものも用意する予定とのこと。
まずはここ、青山で復活1号店を盤石にして、いずれはお店を増やす考えもあるのだとか。一旦途絶えたアンナミラーズの歴史は、ここ青山でもう1度始まる。
高輪店から持ってきたというこの時計は、3年間止まっていた。また明日から新しい時を刻み始めるのだ。
待ってたぞ、アンナミラーズ! これからいつでもパイを食いに行けるのがうれしい!! 開店直後は混雑が予想されるので、しばらく経ってから訪問することをオススメする。だって、もういつでも行けるんだから!
・今回訪問した店舗の情報
店名 アンナミラーズ 南青山店
住所 東京都港区南青山 2-26-34 SEIZANⅡ 1・2階
時間 9:00~21:00
参考リンク:アンナミラーズ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼お土産に頂いたパイの詰め合わせ
▼井村屋の運営ブランドのトートバックも頂きました
▼パイは4種
▼アップルパイ・バナナ・チョコレート・チーズケーキの4種類
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