
イオンなどのショッピングモールなどを中心に店舗を展開する和菓子屋チェーン「口福堂」。
おはぎや団子、大福餅といった懐かしく素朴な和菓子を軸にしつつ、季節感のある可愛らしい商品も多い。定番と遊び心のバランスが心地よく、世代を問わず親しまれている和菓子店だ。
そんな口福堂でも、毎年福袋を販売しており、価格は税込1800円。手頃な価格設定に惹かれて購入してみたら、マーケティング面でなかなか興味深い内容だった。
・口福堂の福袋
福袋の情報を掴み、年末に店頭で福袋をGET。事前予約制ではなく、店頭で購入するタイプだったので急いで向かったが、在庫には余裕がありそうだった。
紙袋は、干支の可愛い馬が大きくプリントされている。
裏面は馬にかけて「うまくいく」という言葉。さらに、横に大きく書かれた「馬九行久」。こちらの読み方も「馬九行久(うまくいく)」。9頭の馬が勢いよく駆け抜ける様子を描いた縁起の良い絵柄・言葉だそう。
福袋って、中身に注目しがちだけど、こういう袋や箱にも結構ポイントあるんだよなぁ。
そして、中には、のしがついた、箱がどーんっと。そのまま、年末年始の挨拶の時に渡しても喜ばれそう。
賞味期限が1月中旬まであるのもありがたい。
箱の中身はこんな感じ。
・干支どら焼6個(焼き印絵柄2種類)
・干支せんべい4枚(パッケージ絵柄2種類)
箱の外に、口福パス2枚が付いていた。
・縁起もいいし、おいしい
早速、どら焼を食べてみた。
どら焼のデザインは馬と午の焼印が押されている。
つぶあんがたっぷり入った、普通においしい素朴などら焼だった。
・口福パスが2枚入っている理由を考察
ここで気になったのは「口福パス」が2枚入っていること。
通常版は対象商品が10%オフになるクーポンで、運が良ければ「プレミアム口福パス」が当たって50%オフになるという仕組みだ。お年玉のような感覚でワクワクしながら確認したが、残念ながら通常の口福パスだった。
でも、なぜわざわざ2枚入れてくるのか。
赤と緑の2色で入っているこのパス、「1つは誰かにプレゼントしたら?」ということで、福袋を買った人を「ちゃっかり宣伝大使」にさせる作戦かもしれない。あくまで個人的な推測だが、口福堂なかなかやるな。(単純に運試し×2枚分ということかもしれないが)
・常連なら買いかも
口福堂のどらやきは1個183円で、それが6個入っているため、この時点で計1098円分。せんべいは通常販売されていないようで、明確なお得度を数字で算出するのは正直難しかった。
一方で、口福パスを活用するには店舗に足を運ぶ必要がある。私の生活圏には店舗が少ないため、結局普通に菓子折り買っただけになりそう。
2枚のパスを誰かにプレゼントして「宣伝大使」になるのもアリだけどね。まあ、それも含めて楽しめるなら、1800円の価値はあるかもしれない。
参考リンク:口福堂 福袋
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.
▼せんべいは味かるたのような感じでおいしかった
▼ちょうど味かるたがあったので食べ比べてみた