
寿司好きならば夢見たことがあるはずだ。大きい寿司を口いっぱいに頬張れたらどんなに幸せだろう……と。そんなロマンを叶えるかもしれない「デカすし」という寿司が山梨県甲府市に存在するという。
でもお店を調べてみたところ、食べログの画像ではその大きさがいまいちピンと来ない。寿司って画像だけじゃサイズ分かりづらいよね。そんなわけで、いち寿司好きとして身をもって体験してみるべくその門を叩いた。たのもー!
・繁華街オーラも消える辺り
甲府市でもJR中央本線の甲府駅から1kmくらい離れた場所にあるこのお店。駅前の繁華街オーラも消えるくらいの距離なので、地元民ではない私(中澤)はこの寿司の存在を知らなければ一生ここを歩くことはなかったかもしれない。
地元グルメを目指して歩くというのは観光地を目指すのとは違う一期一会がある。何気ない景色もまた甲府。ネットでバズらない名もなき景色だからこそ、そこには体験がある。そんなわけでたどり着いたお店が……
『すし・うまいもの処 伊津美(いづみ)』だ。
・ゆったりしてる
公式ページによると1958年創業であるらしく、メニューは寿司コースや御前などがメインでちょっと良いもの食べたい時に来る店という感じ。入ってみると、カウンターや半個室だけでなく、座敷もあって広々としている。
ただ、メニューの価格自体は高級店というほどは高めではない印象。大えび4本の「富士山天丼」が税込1300円だったり、寿司・天ぷら・うどんの「すし御膳5貫」が税込1650円だったり、最近の物価高と内容を鑑みるとコスパは良いような気がする。
・デカすし(松)
目的の「デカすし」は松・竹・梅があって、梅が税込1870円、竹が税込2420円、松が税込3630円。今日び、スシローでも2000円~3000円くらいかかるから、回らない寿司であることを考えるとやはり安めである。そこで一番ネタが高価な「デカすし(松)」を注文したら……
寿司下駄がぎゅうぎゅうや!
シャリもネタも大きいため、サイズ感がよく分からない人は生エビを見て欲しい。この日は松に入ってるボイル海老が品切れしていたらしく、「替わりに生エビでいいか」確認されていたんだけど、生エビはシャリの上に通常サイズのものが2尾乗ってる。メニューの約2倍の記載はガチなようだ。
・頬張るとはこのこと
ちなみに、視覚的に分かりやすくするため「まぐろ3種にぎり(税込990円)」も注文してみたんだけど、通常サイズのにぎり寿司と比べると、幅や長さが大きいだけでなく高さも大人と子供みたいな差がある。
ゆえに、食べてみたところ……
口いっぱいに広がる寿司! 頬張るとはまさにこのこと!! これはmgmgまさしくmgmg寿司のデカ盛りやァァァアアア!
・感動の速度
至福すぎる食べ心地に、食べ終わる前に感動がやって来た。感動の速度が早い。体が追いつく前に気持ちが目の前を突っ走っていく。早く次の1貫を食べたい!
大きいだけじゃなく、ネタの味も豊潤で鮮度の良さが感じられたので、駆け抜けるように食べてしまった。そして、食べ進めると、ギリひと口で頬張れるサイズ感が寿司として絶妙である。これより大きいと齧る食べ方になってしまいそうだ。
個人的には寿司はやっぱりひと口で食べたい。そのひと口に込められた味の色彩の豊かさが良いところだと思うから。
そういう意味でも、このデカすしは寿司の流儀を感じる一品だったと言えよう。実はデカ盛りグルメの豊富さも知られている山梨県。これぞ山梨の寿司への回答と言えるのではないだろうか。甲府を訪れた際にはぜひ行ってみてくれ。
・今回紹介した店舗の情報
店名 すし・うまいもの処 伊津美
住所 山梨県甲府市飯田4-1-4
営業時間 11:00~14:00、17:00~22:00
定休日 水曜日
参考リンク:すし・うまいもの処 伊津美
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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