
ステーキ宮といえば、栃木県発祥のステーキレストラン。気軽に行けるファミレスというより、ご褒美的なタイミングで行く特別なお店という印象が強い……ところが先日、お店の前を通りかかったら「平日限定ランチメニュー980円〜」の旗を発見した。マジかよ。
もちろん迷うことなく店内へ。店員さん曰く、ステーキ宮では2025年11月18日から「平日限定ランチメニュー」がスタートしたらしい。もしかしてステーキ宮が一気に身近になったのでは……詳しく紹介したい!
・ステーキ宮の平日ランチ
平日ランチのラインナップは想像以上に幅広いようだ。チキングリル、カニ入りクリームコロッケ、牛カルビ焼き、牛メンチなど……しかもどのメニューも「ライス or パン・スープバー付き」とのこと。スープバー付きで980円〜なら悪くない。
とくにスープバーの「コーンポタージュスープ」は、ジャパンフードセレクションでグランプリを受賞した実力派。先に紹介しておくと、ひと口飲めば濃厚な甘さが広がって、コーンの旨みもしっかり感じられる。
なんならコーンポタージュだけで満足してしまいそうなほどの完成度。一般的なファミレススープとは一線を画すクオリティだ。さすがグランプリ。
・牛ハラミじゅうじゅう焼き
今回は「牛ハラミじゅうじゅう焼き(1180円)」に100円を追加して「宮のガーリックライス」もオーダーした。ソースは「宮のたれ強」で提供されるという。通常よりもニンニクを増量した超ガッツリ仕様の最強ソースである。
運ばれてきたのが、鉄板でジュウジュウ音を立てる牛ハラミ。死ぬほど食欲をそそる見た目をしている。
嚙みごたえのある牛ハラミにキャベツ、ガーリックチップ、バター、そして「宮のたれ強」を合わせた一品だ。これは強い。香りも味も最強である。
牛ハラミは肉感がしっかりしていて単体でも満足度が高いが、ニンニクとバターの風味が効いているのがヤバい。マジで白米(ガーリックライス)が止まらない危険な味わいである。ランチタイムからガッツリ食べたい人にとって最高の選択肢となるだろう。
・シメの裏ワザ
さらに……極めつけは、宮が推奨するシメの裏ワザ。鉄板に残ったソースとバターにライスをダイブさせるという。
ライスをおかわりして試してみると、肉汁とタレを最後の一滴まで吸った最高のシメが完成した。言うまでもなく激ウマで、香ばしさに旨みが加わりスプーンが止まらなくなる。これは絶対に試した方がいい。完璧なシメ。無限に食べたい。
・はじめての宮にもオススメ
普段、会社で500円の弁当を食べている身としてはやや背伸びしたランチであることは否めないが、グランプリ受賞の濃厚スープバーから始まり、香り立つハラミ、鉄板ダイブのシメまでトータルで考えるとコスパは高いと言える。えげつない満足度だった……!
おかげで腹はパンパン。味もボリュームもステーキ宮のクオリティで特別感もしっかり保たれている。物価高の影響で外食の値上げも止まらない中、ステーキ宮がこの価格で勝負してきたのは衝撃だ。
平日ランチの導入によって確実に行きやすくなったので、機会があればぜひ足を運んでみてほしい。はじめての方にもオススメ。ちょっと気合いを入れたい時にぜひ!
参考リンク:ステーキ宮「平日限定ランチメニュー」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.