
大盛況で終了した「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」。TGSのメインは、もちろん各社のゲームだろう。しかしそれと同じくらい見過ごせないのが、圧倒的クオリティの公式コスプレイヤー。
全員もはや本人って感じですからね……! ということで、本記事では『バイオハザード レクイエム』の簡単な試遊レポートと、撮影してきた公式コスプレイヤーの姿をお届けする。
・TGS
おっと、公式コスプレイヤーの前に、少しだけ場内の様子や、試遊できたタイトルについての話をしておこう。
私の今回の目的は、『モンスターハンターアウトランダーズ』と『バイオハザード レクイエム』、そして『アークナイツ:エンドフィールド』、そして『無限大ANANTA』だった。
幸いにも『無限大ANANTA』を除く全てを試遊でき、『モンスターハンターアウトランダーズ』に関しては別の記事にまとめてある。
公式コスプレイヤーさん方の写真の前に、試遊できた2作品について簡単に触れておこう。まず『アークナイツ:エンドフィールド』の試遊は、簡単なフィールド探索と、ボスとの1戦という内容。
過去に実施済みのβテストでプレイできた内容の方が、圧倒的に充実している(TGSの試遊は制限時間もあるため当然だろう)と感じた。試遊後のアンケートがけっこう詳細に色々と聞いてくる感じだったので、レスポンスを集めてブラッシュアップするのが狙いかもしれない。
感想としては、相変わらず映像が綺麗。『アークナイツ』のスルトとアンジェリーナに酷似したギルベルタとレーヴァテインを8頭身で見られるだけで私は満足だった。
・グレースさんが弱い
そして『バイオハザード レクイエム』。本作の主人公は、FBI捜査官のグレース・アッシュクロフトさん。
バイオハザードに特有の、絶対にろくでもないことをしてそうな病院のベッドに手足を拘束された状態。しかしそこはFBI捜査官。ムービーでは上手いこと機転を利かせて拘束を解く。
こうして自由になったところから、試遊はスタートする。内容としては、最初にいた部屋から出てちょっとした謎解きをした先で、グロめのモンスターに襲われ、時間いっぱいそのモンスターに追われながら探索を続けるというものだった。
詳しい状況や、そのモンスターが何なのかなどは一切不明。オイルライターの灯りが重要で、これが無いと暗闇を探索することがほぼ不可能。
襲ってきたモンスターもスタート地点の明るい部屋まで逃げると、部屋の照明を嫌がるようなそぶりを見せて消えていった。何かと灯りが重要なのかもしれない。
ところで私はつい最近、極めて足腰が強靭で、優れた戦闘センスを持つ現役女子高生が主役のホラーゲームを遊んだばかり。
対してFBI捜査官のグレースさんは、とても非力。ムービーで血を抜かれているように見えたので、貧血だったのかもしれない。何にせよ、自分の分身となる操作キャラが非力だと、襲い来る脅威に対し強気に出れない分、怖さは増しているように感じた。
バイオシリーズはレオンやクリスを代表に、とても強い主人公が多い。グレースさんは、試遊した感じではシリーズ史上最弱もありえそう。この弱さは、異色のバイオ体験となるかもしれない。発売が楽しみだ。
会場のレポートはこの辺で、完成度の高すぎる公式コスプレイヤーたちの姿をお見せしていこう。
なお、私がLevel Infiniteブース『勝利の女神:NIKKE』エリアのリアル10連ガチャをどうしても遊びたかった関係で、Level Infiniteの公式コスプレイヤーが多めとなっています。
参考リンク:東京ゲームショウ2025
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
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