ロケットニュース24

【新栗】今年オープンの栗専門店「RICO DOLCE(リコ ドルチェ)」の栗スイーツがうますぎる! 栗好きの楽園は日本橋にあったのか…!

2025年9月30日

オフィスビルが立ち並ぶ日本橋を歩いていたら、人だかりができている小さなお店を発見した。お店の中は満席で、道を挟んだ向かいのベンチにもなにやらテイクアウトしたのであろうモノを食べている人がちらほらいる。

平日昼間でこれだけ人気ならばきっとおいしいものが売られているのだろう。慣れない東京でランチ難民になっていたのでちょうど良い、ここでお昼を頂くかとお店に近づいたところ、目に入ったのは店先の のぼり旗。

遠目ではよくある「新米入荷しました」かと思っていたのだけど……よくよく見てみたら「新栗入荷しました」じゃないか!? え、米じゃなくて栗!?


・栗の楽園 RICO DOLCE

お店の名前は「RICO DOLCE(リコ ドルチェ)」。今年の4月にオープンした、岐阜県の栗加工会社が手がける栗に特化したスイーツ店とのこと。

本店の場所は岐阜の山中とのことだが、その2店舗目としていきなり日本橋に進出してくるだなんてかなりの強者なのだろう。実際、岐阜では有名店らしく、オンラインショップも大人気みたい。


店内はシンプルな造りで、席はカウンター7席のみ。満席だったが、せっかくなので少し待ってイートインで頂くことに。テイクアウトならレジ列待ちくらいですぐに買って帰れるみたいだな。

メニューはこんな感じ。ちょっと迷ったけど、初来店ということでイートインで1番人気だという「パルフェ オ リコマロン(1850円)」を食べてみよう。


ほどなくして運ばれてきたパルフェは、よくある世間一般的なパフェとは異なる風貌をしている。上から下までツブツブしたものがギッシリ詰まっているぞ……!

このツブツブは「栗粒」といって、蒸した栗を粒状に裏ごしし、少量の砂糖で仕上げたものとのこと。加工会社を母体に持つリコドルチェオリジナルの製法というわけだな!

厳選した熊本県産の栗だけで作られているらしく、香りが凄いし、色の輝きもめちゃくちゃ綺麗。和栗そのもののおいしさがダイレクトに伝わってくるし、栗にありがちな雑みとか渋みが一切ない!

しかも今は新栗の季節だから、この栗粒ももちろん新栗だ。そんな極上の栗粒がカップの上から下までギッシリ詰まっているだなんて贅沢すぎる……! 栗きんとんの値段とか考えると、1850円って結構良心的なのかもしれないな。

栗粒以外の中身は、和栗クリーム、さくさくのメレンゲ、コーヒーゼリー、和栗アイス、生クリーム。

素材それぞれへのこだわりが凄くて、和栗アイスなんて製菓の世界大会で1位をとったショコラティエさんが作ってるらしい。

パルフェを構成する全てが栗粒のクオリティと並び立っているから、パフェ全体の一体感が凄いのだ。お世辞抜きにここ最近食べたスイーツで一番おいしいぞ……!


・栗好きは食べるべき

ペロリと食べ終えてしまったな……。甘いものはそこまで得意ではないのだが、栗もクリームもアイスも上品な甘さなので、最後までくどくなることなく食べられた。むしろこのままもう1杯食べたい。

とにかく栗粒がおいしすぎるんだよね。体とお金が許すのならば、お米のかわりに毎日栗粒を食べたいくらい。私(まろ)が仮に日本橋で働いてたら3日に1回は食べに通って破産してるぞきっと。

ふらっと入ったはずだったのに、ガッツリ胃と心を掴まれてしまったな……。店名の通り、栗の楽園は日本橋にあったようだ。


・今回ご紹介したお店の詳細データ

店名 RICO DOLCE 日本橋
住所 東京都中央区日本橋3丁目6-7
時間 11:00~18:00
休日 不定休

参考リンク:栗の楽園 RICO DOLCE
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

▼机の上に人気商品の「こがね」と「生モンブラン」の見本が置いてありました。今回食べた『パルフェ オ リコマロン』は両者の良いとこどりって感じ。

▼本当は中にもコーヒーゼリーが入るんだけどコーヒー得意じゃないので抜いてもらいました。でもこのコーヒーゼリー、なぜか栗とめちゃくちゃ合うぞ。

モバイルバージョンを終了