海外の番組を見ていると『POP tarts』と描かれた、派手なパッケージの謎商品がよく映る。気になったので調べたら、その正体はアメリカで親しまれている『朝食用の商品』とのこと。

んでコチラ、ネット通販を利用すれば簡単に購入できることが判明! なにやら面白そうなのでさっそくお取り寄せ……したのだが、現物を見てビックリ。これが朝食ってマジ(笑)?

・POP tartsとは

1964年にケロッグ社から発売された超ロングセラー商品。朝食として親しまれており、向こうのスーパーマーケットにはほぼ確実に陳列されているのだとか。


今回はAmazonを利用して購入。ちなみに注文してから1週間で手元に到着した。


さて、こちらが『POP tarts』だ。価格は税込1650円(送料無料)。


販売ページには、様々な枚数&フレーバーが用意されていたが、とりあえずページ最上に記載されていた「ストロベリー味 16枚入り」をお願いしてみた。

・朝食ってよりも……

それでは、袋を開封して中身を見てみよう。


砂糖がたっぷりコーティングされた、手のひらサイズのクッキー的な食べ物が2枚入っている。


裏面はこんな感じ。ってコレさ……

完全に「お菓子」じゃん! 定番の朝食ってマジか?


ちなみに、栄養成分は2枚で370キロカロリー。糖質は31gとのこと。

・生地が特殊

食べてみると、中にはイチゴジャムがギッシリ。

Amazonレビューには「激甘」とのコメントが多数寄せられていたが、個人的にはそこまでキツい甘さは感じなかった。


意外だったのは生地がまったく甘くないこと! 例えると、ブリトーの皮に近い味わいだ。

クッキーやビスケットの甘味を想定していたのでビックリ。


それから、パッケージにトースターor電子レンジで温めるのがオススメとの記載があったので、そちらも試してみた。


ほぉ~。ジャムがトロトロで最高。なにより生地が格段に美味しくなっている。本来のPOP tartsの味が完成されたって感じ。

これは、温めてから食べた方が絶対にオススメだ。

・さて、せっかく購入したので……

1週間、毎朝POP tartsを食べて生活してみることに。

見た目よりも腹持ちは良く、味もバッチリ美味しいので食べ続けること自体はそこまで苦ではなかった。が……


流石に飽きた(笑)!

あと、日本人的な感覚だと「お菓子」で朝食を済ませている印象が強くて、ちょっぴり罪悪感を抱いてしまっていた。


にしてもだ、これが朝食って本当なのか?


どうしても疑問に感じてしまったのでアメリカからの観光客に話を聞いて、真相を確かめてみることにした。

向かった場所、海外からの観光客で賑わう原宿の竹下通り。


『POP tartsはアメリカでは有名な朝食と聞いたけど、本当?』と聞いてみたところ、全員が……

「yeah~そうだよ! 美味しいよ」的な解答をしてくれた。マ、マジで朝食なんだ……!


んで、せっかくの機会なので仲良くなったこちらの夫妻に

「1週間、毎朝POP tartsを食べ続けた」と伝えてみたところ……

「マジかよ!? 毎朝食べるのなんて、マニアかキッズくらいだよ(笑)」と驚かれてしまった。


まぁ食い続けている最中、薄々そんな気はしていたが……やはり本場でも毎朝食う人は少ないのね。


お2人によると、毎日食べるというよりかはストックしておいて、忙しい朝にPOP tartsを食べる。てな使い方がメジャーとのこと。


ちなみに、賞味期限を確認してみたところ結構日持ちすることが判明。確かに、これなら常備食として重宝するかも。

私のように毎日食べるのはオススメしないが……ストックしておいて、たまの時間に楽しむのなら大いにアリだと感じた!

・便利で面白い商品

美味しいし、腹持ちもする。なにより楽なので、置いておけばいざというときに助かる。長年アメリカで愛されている理由がなんとなく理解できた。

朝食としてもいいが、おやつとして食べても実力を発揮しそう! 個人的に家にあると便利で面白い商品だと感じたので、気になった方がいたら購入してみて損はないだろう。 

参考リンク:Amazon
執筆:イナバタクヤ
Photo:RocketNews24
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▼余談だが、1週間食べ続けた結果……ちょっぴり焦げるまで強めに温めると最高! という結論に辿り着いた。

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