ロケットニュース24

生まれて初めて茨城県北部のローカルスーパー『サンユーストアー』に行ったら、お店と地元客の意識の高さにビビった

2024年9月29日

茨城県北部を中心に多店舗展開している、ローカルスーパー『サンユーストアー』。私(耕平)は、先日茨城県を訪問した際、生まれて初めてこのスーパーを訪れた。

地元民御用達と言われている地域密着型のスーパーらしい。いざ店舗に足を運んでみると、そこには今まで見たことがなかった光景が……。

それは意識高い系の地元民たちの、とある行動とお店の地域に根付いた取り組みによるものだった。普通のスーパーと比べたら一風変わったその様子をご覧いただこう!

・意識高い系の地元民御用達

『サンユーストアー』は創業50年以上の歴史がある北茨城エリアのローカルスーパーだ。


現在は北茨城市、日立市、水戸市などに茨城県内に15店舗を構える。私が訪れたのは、日立市にある「東多賀店」だ。


営業時間は9:30〜21:00で、私が到着したのは10:30。このとき駐車場はすでに満車に近いくらい人が入っていた。


到着して、まず目に入ったのは店頭にあるリサイクルシステムだ。


中規模以上のスーパーでは店頭に置いてあるお店もあるが、私自身利用したことがないし地元のよく行くスーパーでも、あまり利用している人を見たことがない。

しかしこの地域の買い物客は、積極的にゴミをリサイクルに出していた。開店1時間で段ボールは、ほぼ満タンに近いくらいだ。


とくにペットボトルは大量に持ち込むお客さんが、ほとんど途切れることなく利用していた。


その理由を地元に人に聞いたところ、サンユーで使えるポイント還元が目的ではないか? とのことだった。


なるほど……私の地元でリサイクルシステムが店頭にあるスーパーは、こういった取り組みはしていない。実際にここまで活発化しているわけだから、効果はあるのだろう。素晴らしい取り組みだ。


そしてリサイクルシステムの他にも、お店の入口にあるゴミ箱も、しっかりラベルが剥がされたペットボトルの他にトレーもきれいに仕分けされていた。


この風景を見るだけで、地域住民の意識の高さがうかがえる。


・オリジナル商品とCGC

いよいよ、店内に入ってみる。中は期待通りのローカルスーパーらしさ全開のレイアウト。


そしてローカルスーパーの醍醐味といえば、そのオリジナル性。期待するだけでワクワクしてしまう。それでは各売り場を回ってみよう!


サンユーストアは全国に約4000店舗以上ある、「CGC(シジシー)グループ」に加盟している。そのため、品揃えはCGCブランドのものが多い。


アルコールも含めた飲料系も、CGCブランドが目立つ。


そして、サンユーストアオリジナルの商品も充実している。例えばキムチや……


「ピーナッツみそ」なんかもあったり……


お惣菜もオリジナルで充実している。


とくに個人的に気になったのは、「超得ピザ」


税込529円で、デリバリーのピザチェーン店で注文したら、Lサイズくらいありそうな大きさだ。


もう一つ、「1日10食限定!!」と書かれたチキン南蛮弁当も目に留まった。


ちょうど昼時だったのと、すでに5食しかなかったため思わず購入。


店頭のテーブルでさっそく食べてみる。


税込538円で、このボリューム。コスパ高めの大満足の弁当だった。


・サンユーポイント恐るべし

今回初めてきたサンユーストアーだが、店内を回ってみて印象に残ったのは、サンユーポイントをお得にGETできるイベントの数々だ。


前半に紹介したリサイクルボックスもそうだが、普通のスーパーに比べていろんな企画が行われている。


その他に「店舗限定企画」なども、随所に見られて面白い。


傘の無料レンタルや、お買い物代行サービスなどの地域密着ならではのサービスも嬉しい。


──そんなわけで茨城県北部に展開する「サンユーストアー」は、低価格だけではなくポイントを上手く活用した「顧客還元の姿勢」が素晴らしいというのが1番の感想だ。

大手スーパーも便利だと思うが、こういった独自の地域密着性を持ったスーパーが、まだ全国にたくさんあることだろう。そんなスーパーに、なるべく多く出会いたいものだ。

参考リンク:サンユーストアー 
執筆:耕平 
Photo:RocketNews24.

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