千葉県が誇る名産品と言えば何だ!? 諸説あるだろうが、落花生とマックスコーヒーは外せないだろう。なんと、その両方が一気に味わえる商品が、千葉県の道の駅・保田小学校で販売されていた。
その名も「マックスコーヒーピーナッツクリーミーバター(税込950円)」である。マックスコーヒーにこんな商品があったとは。そこで購入してみたぞ!
・マックスコーヒーコーナー
保田小学校は廃校を再利用した道の駅。土産物屋が体育館で広大なため、色んな千葉土産が市場みたいな感じで売られていた。千葉の全てがここにある!
というのは言い過ぎだが、その広大な空間の端っこにマックスコーヒーコーナーがあった。見てみると、コーヒーだけじゃなく、マックスコーヒーサブレやマックスコーヒーシフォンケーキ、マックスコーヒーひと口プリンなどが並んでいる。
へー、マックスコーヒーってコーヒーだけじゃなかったんだあ。マックス素人な感動を覚えながら、1つ1つ商品を見ていたところ、ちょうどコンパクトな瓶詰めを発見した。
・ナンチャン
それがこの「マックスコーヒーピーナッツクリーミーバター」である。購入したのは荷物にならなかったからという理由が大きいが、日本テレビの『ヒルナンデス!』で紹介されたこともあるらしい。
余談だが、最近、この「『ヒルナンデス!』で紹介されました」というポップをいたるところで目にする。なんなら、金沢の近江町市場でも見た。日本全国ナンチャンまみれである。
・食べてみた
ガチの余談失礼した。当方、ウリナリ世代ゆえ、ナンチャンの頑張りは嬉しいのである。というわけで、マックスコーヒーピーナッツクリーミーバターを開けてみたところ、普通のピーナッツバターよりも濃い色だった。ちゃんとマックスコーヒーの色してる。
まずはそのまま食べてみたところ、甘さの中にほのかにコーヒーの香ばしい匂いが感じられる。ピーナッツバターというよりチョコレートバターみたいな後を引く甘みだ。
・合う食べ方は?
次に、パンを焼いて塗ってみたところ、パンの熱でバターが溶けて液状になる。この辺はバターっぽいが、食べてみると、あんなに強く感じた甘みと香ばしい匂いはほのかにしか感じない。焼いたパンと一緒に食べると大分自然な風味になる。意外だ。
ただ、個人的にはもうちょっとマックスコーヒーピーナッツバターの味を感じたいところ。そこで、焼いてない食パンに塗って食べてみたところ、チョコみたいな甘みとコーヒーの香ばしさが強く感じられた。うん、焼かない方が合っている。
って、ピーナッツどこいったねん。
・支配からの卒業
マックスコーヒーに殺られすぎとる。っていうか、これピーナッツ入ってるのだろうか? そこで原材料を見てみたところ、確かに「落花生」の記載があった。賞味期限が約2カ月半ってちょい短めだな。注意しよう。
ピーナッツが行方不明のマックスコーヒーピーナッツクリーミーバター。ひょっとしたら、マックスコーヒーの支配が嫌になって卒業したのかもしれない。しかしながら、その我の強さにマックスコーヒーを感じないこともない一品であった。千葉凄い。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.