今月半ばで私は近所のサイゼで異変に気付き、5月16日に記事にした。サラダ等のトマトがミニトマトになり、ミニフィセルが無くなってフォッカチオに変わっていたというやつだ。
その中で私は、サラダについて、ミニトマトにヘタが付きっぱなしな点を「スマートじゃない」と評した。それから約10日……ふたたびサイゼにいた私は、新たなる変化に気付いた。マジかサイゼ……!
・ミニトマト
これがその部分のスクショだ。
私の感想として、ミニトマトよりノーマルトマトの方が良かったということと、ヘタが付きっぱなしなのはよろしくないというのが、だいたいの主張だ。
とはいえ、別に劇的にマズくなったというわけではない。微妙な弱体化ではあれど、相変わらずウマいので良いかなという程度。
そういうわけなので、今日も私は「チキンのサラダ」をオリーブ&ビネガーに変更してオーダーしていた。
やっぱこいつに塩コショウをゴリゴリにふって食うのはウマいよなぁ……ん? このサラダ……何かが前と違うぞ?
あっ、トマトのヘタが
除去されている!! サラダがスマートになっているぅぅぅうううう!!!!
・人々の声
何のあてにもしてはならないしょうもない記事ばかり公開される当サイトの中で、特に民度の低い記事ばかり書いているのが、この私だ。先日もルマンドを粉々に粉砕するなどしたしな。
ゆえに、私の記事がサイゼを動かしたとは1ミリも思っていない。おそらく私などが気付くより前から、ミニトマトのヘタについての真っ当な不評がサイゼに届いていたのではないか。
実際、Twitter(X)で「サイゼ トマト ヘタ」などと検索すれば、そこそこ不満を抱いた人々の意見を見ることができるのだ。サイゼがフットワーク良く人々の声を聞き届けた可能性が高い。
ちなみに私がいるこの店舗は、10日前にヘタ付きのミニトマトが提供されていたのと同じ店舗だ。メニューの写真ではヘタ付きのままなので、ヘタ付きこそがオリジナルの仕様なのも間違いない。
いや待て。もしかしたら偶然かもしれない。ミニトマトが使用されたメニューは他にもある。そっちも試してみる必要があるだろう。例えばこの「水牛モッツァレラのカプレーゼ」で。
待つ事しばし……いよいよジャッジの瞬間がやってきた。ミニトマトにヘタは……
_人人人人人_
> 無し!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^ ̄
さすが俺たちのサイゼ! 素晴らしい柔軟さで常に進化し続ける姿勢を見せている!! なおこの変化は私の家の近所のサイゼだけでなく、他の店舗でも確認されているらしい。
やはりTwitter(X)で「サイゼ トマト ヘタ」と検索し、最新の投稿順に見ていくと、ここ数日でミニトマトからヘタが除去された状況を喜ぶ人々の声を見ることができる。
まあ恐らくミニトマトは埼玉を中心とした一部の店舗での実験なのだろう。実験の段階で何もかもを上手くやるなど不可能だし、実験無しで進化し続けるのも困難だ。
世間では、どう見ても不評の声が多数な状態であろうと、ガン無視したまま駆け抜ける企業も多い。今回のトマトのヘタ事案は実に局所的なものだったが、そこをくみ取り進化するサイゼが素晴らしいのは間違いない。今後も信じてるぞ、サイゼ!!
参考リンク:サイゼリヤ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.