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【本日オープン】東京チカラめしが東京に帰ってきたッ! 以前の「焼き牛丼」と比べてだいぶ変わった気が……

2024年5月7日

お~い! 突然の朗報だ!! 東京で誕生しながら、東京はおろか関東、ひいては東日本からその姿を消した「東京チカラめし」が、東京に帰ってきたぞ~!! もはや大阪にしかお店がないので、「大阪チカラめし」に改名した方が良いのでは? とさえ思っていたのだが、これでまた堂々と「東京」を名乗ることができる。

さて、実際に食べに行ってみたところ、以前とはだいぶ焼き牛丼の雰囲気が変わったような~……。でも復活したから、とりあえずOKとしよう! うん!

・突然発表!

長らく投稿の途絶えていた東京チカラめしの公式X(Twitter)およびInstagramは、2024年4月30日、突如焼き牛丼の画像とともに、次にように投稿していた。

「近日…」


あからさまに新店オープンを匂わせる投稿。それから数日を経た5月6日にInstagramで九段下に翌7日オープンすることを発表したのである。


場所は九段第2合同庁舎地下1階。営業時間は11~14時、6月からは夜間も営業するとのことだ。



こりゃ行列必至! 長年待ち望んでいたチカラめしファンが殺到するに違いない! それでも行くしかね~ッ!! ってことで九段下の第2合同庁舎にやってきました。

建物の外まで人が並んでいるだろうと思ったけど、そんなことなさそうだな……。


入口を入ると、すぐのところにあったーーー!! 東京チカラめし食堂、キターッ!


中の掲示板には、「元祖焼き牛丼」のポスター。カッコいい! 「焼いているから旨いんです。」、そうそう、ずっとそれを売り文句にしてたよね。たしかそれで吉野家を倒すはずだったんだけどなあ……。


チカラめし食堂の週間メニューも貼り出されている。ここは独立店舗ではなく、施設食堂として運営しているようで、4種の焼き牛丼と2種の日替わり定食。それから定食・カレー・麺を週替わりで提供している。

まあ、ここに来たら、焼き牛丼一択っしょ!


さて、地下に降りると立派な看板発見! おかえりチカラめし! 待ってたぞ!!


券売機で食券を購入。「焼き牛丼」は並盛税込680円と「ちょこっとカレールゥ」(税込200円)を頼むことに。


そういえば、私が新宿西口1号店で最後に食べたとき(2022年8月)焼き牛丼は通常490円で、閉店セールで390円だったはず。ずいぶん高くなったけど、昨今の世界情勢や円安の影響を考えると仕方ないかあ。



・以前とはだいぶ変わった?

これが最新の焼き牛丼です。あれ? こんなんだったけ? まず気になるのは丼。一見、以前と変わらないように見えるけど、ちょっと小さいかも


なぜ小さいと思ったかというと、当編集部には通販で買った丼がある。ここの丼はそれよりもひとまわり小さい。これも原材料費高騰の影響だろうか? もしかしたら、以前が安すぎたのかもしれないなあ。そのおかげで存続の危機に陥ったのだろう……。


あらためて牛丼を見よう。焼いてるな、しっかりと肉、焼いてるな。これこそ焼き牛丼。でもやっぱり前とちょっと雰囲気が違う気がする


2年前の焼き牛丼はこんな感じ。今よりももう少し肉肉しかったんだけど、東京再出店で調理法を変えたのでは?


いろいろ変化はあるようだが、丼を覆う肉の量は変わらない。食欲をそそるタレの香味も、変わっていない気がするぞ。実際に食べてみると、煮込んだ牛丼では味わえない勢いを感じる。ある種の熱量のようなものが口の中に飛び込んでくる。これこそが焼き牛丼だ。


ベースの味が濃いめなのでカレーとの相性も良い。ちょっとジャンクな感じがよかったんだよなあ。あえていうなら「ワイルド」な味である。


公共機関の食堂に復活だから、今度は長く続くはず。ここを足がかりに、また2店舗、3店舗と拡大してくれることを願っている。がんばれよ、チカラめし! もう2度と、東京からサヨナラなんて言わせないからな!



・今回訪問した店舗の情報

店名 東京チカラめし食堂
住所 東京都千代田区九段南1-1-15 九段第二合同庁舎地下1階
時間 11:00~14:00(一般利用可、6月より夜間営業予定)
定休日 土日祝(閉庁日は休み)

参考リンク:PRTIMES、東京チカラめし(XInstagram
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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