時は流れる。その流れにあらがえる者は1人としていない。時は流れる、そうつまり、誰しも老いていくのである。時間が経てばその分、老いる。それが自然だ。
だが！ 割と身近にその流れにややあらがっている者が存在することが判明した!! 驚きをもってこの事実を伝えたい。その者とは、当サイトの偉い人、アホな上司でお馴染みのYoshioである……。
・2010年7月の写真を再現
つい最近、必要に駆られて過去の写真を整理していたところ、2010年7月10日。ちょうど今から13年前の写真を発見してしまった。
当サイトが本格稼働して間もない頃のものだ。その当時を知る古参メンバーはYoshioと編集長GO羽鳥、そして私（佐藤）の3人である。足かけ13～4年の付き合い、まさかここまで苦楽を共にするとは、出会った当時考えもしていなかった。
・佐藤の場合
13年先の未来に至るまで付き合いを続けると知らなかった、当時の無垢な顔つきと共に、極力当時と同じ服装を再現した姿をご覧頂きたい。まずは13年前、36歳の私。
この時のハットは以前働いていたお店のユニフォームの1つだった。店を離れた後も気に入ってしばらくかぶっていたものである。幸いなことに、今でも捨てずにしまってあった。とはいえずいぶん色褪せてしまったが。シャツは20歳の頃、原宿の古着屋シカゴで300円で購入したものである。あれから30年、いまだにシカゴが営業しているのがスゴイ。
そして2023年7月、49歳の私だ。
肌の色つやは36歳の方が断然良いけど、今の方が明るく見えるのは気のせいだろうか？ 実際、当時よりも今の自分の方がずっと活力に溢れていると自負している。若返ったと言わないまでも、元気なのは確かだ。
・羽鳥の場合
この時、羽鳥は30歳。久しく長髪なので、まだ髪を伸ばす前の短髪姿はとても新鮮に見える。
着用していたポロシャツはもうないそうだ。コレを着ていたのには理由があり、当時彼はある企業に出向していた。小ぎれいな格好でなければならず、コレを着ていたのだが、その期間が終了して処分したのだとか。ポロシャツは基本的に好きじゃないそうだ。
そこで再現のためにユニクロで似たような形状ものを購入。着用した43歳の姿がコレ。
めっちゃ大人になってる！ まるで山で修行して、たくましくなって帰ってきたみたいだ。実際、キックボクシングで鍛えているので、身体つきがかなりしっかりしている。
・Yoshioの場合
そして28歳のYoshio。若干チャラさを感じさせるハニかんだ笑顔だ。
YoshioのTシャツはお姉さんからプレゼントしてもらったものとのこと。13年前のこの日に、羽鳥にこのTシャツを褒めてもらったそうだ。それでいまだに大事に保管していたおかげで、今回再現撮影が実現したのだ。
ご覧あれ、13年を経たYoshioの姿を！
え？ 13年の歳月が流れているはずなのだが……。
変わってねえええええええええええええええええ!!!!
多少太くなって、血色は悪くなったけど、ほとんど変わっていない。少なくとも、私と羽鳥ほど時間の経過を感じさせる顔になっていない。
今一度、2010年の3人を見よう。
そして2023年の3人を見ると……。Yoshioはほとんど変わってないな。
とはいえ！ 見た目の変化は乏しくても、身体の節々が痛くなったり、脂っこいものが食べられなくなったり、老眼で近くが見えなくなっているのは事実。見た目を超える勢いで老化が進行していることは否めない……。
とにかく貴重な過去の写真を発掘したので、次はまた10年後くらいに、2010・2023年の写真を見比べてみたいと思う。その時もYoshioはほとんど変わらないのかも……。
執筆：佐藤英典
Photo：Rocketnews24