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台湾朝食の先駆け「東京豆漿生活」のシェンドウジャンは絶品! 毎朝食べたいやさしい味

2023年6月15日

2023年4月、東京・飯田橋に大阪発祥の台湾朝食専門店「ワナマナ(wanna manna)」がオープンした。そこで私(佐藤)は初めて、豆乳スープ「鹹豆漿(シェンドウジャン)」を食べた。以来、台湾朝食のトリコになってしまい、都内で提供しているお店について調べた。

そうしたところ、五反田の「東京豆漿(トウジャン)生活」の存在を知ったのである。ここは東京の台湾朝食の先駆けであり、本格的な料理を提供していることから、現在も高い人気を誇っている。実際に利用してみてわかった。こりゃ、毎日でも通いたくなる味だ

・台湾朝食の先駆け

このお店は、2015年にオープンした都内初の豆花(トウファ)専門店「東京豆花工房」の姉妹店である。2019年に誕生して以来、現在も本場の味を求めて、朝から行列ができることもあるそうだ。予約不可のため、開店時間(8時)前に整理券を配布するほどの人気ぶりである。


私が訪ねたのは9時過ぎ。開店後のラッシュが落ち着いた頃だったのだろう。待つことなくスムーズに入店することができた。

メニューは豆乳スープの「豆漿」と、焼餅(台湾式パン)をはじめとする「フード」の2種類に分かれている。なお、平日は肉でんぶを使った「肉鬆(ロウソン)粥」(税込520円)も食べられるようだ。


さて、何を食べようか。カウンターには美味しそうなパンがズラリと並んでいる。こりゃ参ったな、全部美味そう! とりあえず、全部食べてみたくなっちゃうヨ!



さすがに全部は食えんので、今回は「鹹豆漿」(税込580円)と、揚げパンの「油条(ヨウティアオ)」(税込210円)。それから「蘿蔔絲酥餅(ルゥオボスーソービン)」(税込300円)を頼んでみた。揚げパンから漂う芳ばしい香りが食欲をそそる!


まずは、豆乳スープをすすってみるとしよう。


ラー油とザーサイの酸味が効いており、なおかつ甘い。まさしく朝の食事にふさわしい、胃袋にやさしい味だ。体調がすぐれずに食欲がわかない時でも、これなら食えそうだ。


お次は蘿蔔絲酥餅。ごま団子みたいに見えるけど、中には大根が入っている。


パイを思わせるパン生地のサクっとした食感と、千切り大根のシャキシャキした歯ざわり。干しエビの旨味がアクセントになっていて、これも美味しいね。


そして揚げパンは、ひと口食べたらザクザクの食べ応えがクセになる。この食感が好きなんだよねえ。結構大きいけど、1本くらいならペロリとイケちゃう。


これを豆乳スープに浸して食うのが台湾流。汁を吸ったパンのフニャフニャ感もまた良いんだよねえ。



今回のチョイスはベストだったんだろうか? いや、まだベストチョイスを見出すには、勉強が足りない気がする。2度、3度と通って、本当に自分にふさわしい台湾朝食を見出したいと思う。

焼餅にネギ玉子と自家製肉鬆を挟むのがオススメの組み合わせらしいので、次回はそれを頼んでみるぞ!


・今回訪問した店舗の情報

店名 東京豆漿生活
住所 東京都品川区西五反田1-20-3 MKYビル1F
時間 8:00~15:00 土日祝9:00~15:00 (売り切れ次第閉店)
定休日 年末年始

参考リンク:株式会社レジット
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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