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約束されたウマさ「ウェイパァーラーメン」を食ってみた / あるいは “私” について

2023年3月28日

中華料理の定番調味料「味覇(ウェイパァー)」。その販売元は兵庫県・神戸に本社を置く「廣記商行」である。そんなウェイパァーのお膝元・新神戸駅の土産物には「ウェイパァーラーメン」がある。

そんなの美味いに決まっとるやんけ! ウマさは約束されているといっても過言ではない。食わずともわかる! ……けど、いちおう買って食ってみた!

・ウェイパァーラーメンと私

「ウェイパァーのお膝元」とか何とか言ってるけど、実は私(佐藤)はその事実を知らないまま2023年2月に神戸に行っていた。しかも廣記商行は南京町にお店がある。それも知らずに南京町に行って、観光しながら店の前を何度も何度も素通りしていたようだ。私の目は節穴である


そして東京へ帰る段階になって、新神戸駅の土産物屋に立ち寄ってこの商品を発見するに至った。販売価格は税別250円だったと思う。あいにくレシートを紛失してしまって、いくらだったのか正確に思い出せない。肝心な情報を正確に伝えられない私はポンコツライターである


それから約1カ月を経たある日の昼下がり、昼飯を買いに出かけるのが面倒で仕方なかった。あ! そういえば、ウェイパァーラーメンがあったんじゃないかな? 押し入れにしまい込んだ旅行カバンを探ってみたところ……、あった! 買って帰ったままカバンごとしまってたよ。いっけね~、忘れてた!! 私の老化はかなり進行しているようだ


さてさて、商品のパッケージはこんな感じ。1袋2人前で、製造元は徳島県の「岡本製麺株式会社」となっている。


中には麺2束にスープが2袋入っている。


麺をよく見ると、帯にあの “ウェイパァーおじさん” がプリントされている。この人物は廣記商行の会長さんなのだとか。このデザインのマスキングテープを作ればいいのに。結構売れそう。


では作ってみるか、作り方はカンタンだ。沸騰したお湯(1食分450ml)に麺を入れ……


3分間煮込む。


3分経ったら火を止めて、スープ1袋を入れて軽くかき混ぜる。


器に移して完成。ネギやチャーシュー、たまごなんかを乗っけても良いだろう。私は素ラーメンで頂く。ウェイパァーのウマさがあれば、トッピングはいらない。要するに、私は横着なのである


食べてみると、本場の味。我が家は中華料理店か? と錯覚するほどの美味しさだ。ハズレようがないのである。だって、ウェイパァーのたしかさは周知の事実。それが袋麺になったところで、味は揺るがない。


ちなみに神戸に行かなくても、この商品はアマゾンなどの通販で購入できる。ドラッグストアやヴィレッジヴァンガードでも買えるらしい。わざわざ神戸から買って帰る必要がなかったというわけだ。つまり私は、ただ単に遠回りをしただけだった

しかしながら、遠回りしなければ見えない景色もあるよな? な? ……どうやら読者の皆さんの共感を得られたようなので、そろそろ本稿を閉めさせて頂きたいと思う。ではまたお会いしましょう、ごきげんよう。


参考リンク:廣記商行
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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