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特許を取得した「巻くふりかけ」を食べてみた / ふりかけを「かける」時代は終わった…これからは「巻く」時代だ!!

2022年9月13日

ふりかけといったらふりかけるもの。これまで何の疑問もなくそう思っていたけれど……「誰がそうじゃなきゃいけないって決めた?」とでも言いたげな商品を発見してしまった。

その名も「巻くふりかけ」。通常はフレーク状になっているふりかけが、1枚のシート状になっていてごはんに巻いて食べることができるというのだ。

た、確かに海苔はごはんに巻いて食べるんだから、ふりかけだってごはんに巻いて食べるのもアリなのかもしれない。今までにありそうでなかったごはんのお供をさっそく試してみることにした!


・巻くふりかけ(15枚1620円)

巻くふりかけは、様々な有名ふりかけを輩出している「田中食品株式会社」から販売されている。「旅行の友」、「ごはんにまぜて」シリーズなど、日々お世話になっている方も多いのではないだろうか。

巻くふりかけのラインナップは2022年9月11日の時点で大根菜、赤しそ、さけの3種類。筆者は今回さけを購入した。

袋から中身を出してみると……あ、鮮やか~!! 

何も知らないまま見たらニンジンと錯覚してしまいそうなくらいきれいなオレンジ色のシートたちが、1袋に5枚も封入されていた。


触ってみるとサラサラとしていて、少し柔らかい焼き海苔みたいだ。結構薄く見えるけれど、軽く引っ張ってみても破れることはなく扱いやすい。

本当にふりかけとは思えない形状をしているな……開発に20年以上かかり、特許を取得しているという実績にも納得である。


・実食!

それではさっそく味の方を確かめていこう。手始めにパッケージの真似をしておにぎりに巻いてみた。


いつものおにぎりよりだいぶ派手だな~。お弁当に入れたら大注目されそう。

口に運んでみると、お馴染みの味がふわっと口の中に広がる。うんうん、さけふりかけっていったらこの味わいですよね。

しかし、食感は明らかに普通のふりかけとは異なっていた。通常のふりかけは白米の上に乗っかっているので、食べ進めていくと白米の量の割にふりかけが少なくなってしまうことが多々ある。

しかし巻くふりかけを使うと舌に触れる部分が全てふりかけで覆われているため、どこを食べてもふりかけと白米をちょうどいい塩梅で味わうことができるのだ。

また海苔は時間が経つとふやけて指にひっついてしまうことがあるけれど、巻くふりかけはぺたぺたすることが一切なかった。

もちろん時間経過とともに白米の湯気を吸って多少ふやけてしまうことはあったが、1日経っても手を汚さずに食べることができたぞ。

続いてのり巻き状にしてみた。今回は1本につき1シートを使ったけれど、半分に切って細巻きを量産してもよさそうだ。


ちぎって普通のふりかけと同じように味わうこともできるぞ。これもこれで1粒が大きくて食べ応えバッチリだ。


・今までなかったのが不思議

ふりかけってシート状になるだけで、こんなに可能性が広がるのか……!! 

最初は「ふりかけを……巻く……!?」と思ったけれど、便利すぎじゃないか。むしろなんで今までこのスタイルのふりかけがなかったんだろうと不思議にさえ思えてくる。

田中食品株式会社の公式オンラインストアでは、3種類が1セットになった「巻くふりかけ3種セット」も販売されている。

なんと販売開始を記念して期間限定の送料無料キャンペーンも開催中だ。この機会に是非「巻くふりかけ」で食べるごはんの美味しさと新食感を味わってみてはいかがだろうか!

参考リンク:タナカの<ふりかけ>通販
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.
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