身の回りのいろんなところに “魔法” は眠っている。今まで見えなかった魔法に気づくだけで、目の前の世界がキラキラし始めることさえある。
そんな幸せな体験をみなさんにもしてほしいと思い、ディズニーマニアである私（わたくし）田代が、今週のロケットニュース記事で魔法を感じたものを選んでみた。未知の楽しさについて感じさせてくれる素敵な記事なので、ぜひみなさんにも読んでほしい。音声でも解説したので、そちらもチェックしてくれると幸せの魔法がより伝わるはずだ♪
・魔法を感じた記事「秘密の階段をのぼってみた」
この記事は記者の砂子間が池袋の地下鉄で謎の階段と遭遇し、それがどこにつながっているのか確かめるため上（のぼ）ってみたという記事である。どこにたどり着くのか分からないこの階段を「秘密の階段」と表現しており、「秘密の～」という言葉を聞くだけでなんだか胸躍ってくる。まさに魔法が秘められたマジカルワードである。
また階段を上がる前、砂子間は「幻のホームにつながっているかも」と想像力をかき立ており、未知が見せてくれるワクワクの世界がそこには広がっている。
・知らないから “もしかしたら” を信じられる
砂子間は秘密の階段を上りながら「現実的に考えて、駅のどこかとつながっているだけだろう」とおおかた考えていたことだろう。だが、この階段を上ったことがないゆえに、階段の先の世界が未知であるがゆえに「もしかしたら……万に一つ……地下都市のようなとんでもないところにつながっているかも♪」とほんの少し信じ込める部分もきっとあっただろう。
小さな可能性を信じられていたその時間、頭の中では空想の世界がはっきりと見え、実際にそこにいる感覚も味わえたはずだ。
だから未知は最高のワクワクの源であり、現実では行けない世界へといざなってくれる魔法の扉でもあるのだ。大人になると、何が起こるか分からない未知をどう避けるか、未知から生まれる危険をどう減らすかばかりに気がとられがち。今一度、子どもの頃を思い出してみてほしい。心を弾ませてくれる楽しい未知もたくさんあったはずだ。
身の回りにあるいろんな未知にどう向き合うのか、そこを考えてみるだけで、明日の色が変わるかもしれない。そんな素敵な気づきを与えてくれたこの記事、ぜひ多くの人に読んでほしい。それでは来週も、魔法あふれる一週間になりますように♪
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執筆：田代大一朗
Photo：RocketNews24
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