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【名古屋土産】味仙の台湾ラーメンがお菓子になった『みせんべい』博多めんべいとの奇跡のコラボ商品

2022年7月25日


台湾ラーメンと言えば、名古屋発祥の旨辛ラーメン。豚ひき肉やニラなどを炒めた具材を乗せた食べ応えのあるスープが特徴だ。

先日愛知県内のパーキングエリアにて休憩をしていたところ、味仙の台湾ラーメン味のせんべい『みせんべい』を発見。なんとポップには博多土産『めんべい』で有名な山口油屋福太郎とのコラボ商品という衝撃の事実が書かれていたのだ。

味仙とめんべいのコラボ……だと!? そんな美味しそうなもの、買わない手はないだろうよっ!!!!

・矢場味仙の味を再現

今回筆者が購入したのは4枚入り(2枚×2袋)のパックで、価格は税込270円。職場などへのお土産として使う場合は22枚入(2枚×11袋)税込1260円、12枚入り(2枚×6袋)税込730円といった大容量バージョンもあるそうだ。


食べる前にひとつ気になることがある。

ポップではあんなに大々的に山口油屋福太郎とのコラボであることを主張していたのに、パッケージにはその情報が見当たらないことだ。


……と思ったら裏面に小さく書かれていた。

あくまで “味仙のせんべい” ということなのかもしれない。パッケージに大きくめんべいの名前を出したら、めんべいの一種だと思われかねないもんな。


外袋を開けるとせんべい2枚入りの小袋が2つ出てきた。今回は味仙の中でも矢場味仙がモデルとされているということ。

筆者自身も最近知ったのだが、実は味仙には複数の系列がある。創業者とその兄弟あわせて5人がのれん分けして店を出したことから、同じ「味仙」と言う名前であっても系列ごとに味や価格が違うのだそうだ。

矢場味仙は長女が開いたお店で、強烈な辛さとニンニクのパンチが特徴のジャンクな味が特徴らしい。


・強烈パンチ&鬼辛せんべい

小袋を開封し、まずは香りを味わってみたところ……

うわぁぁ~~~~~! ストロングスタイルなニンニク臭!! 食べる前からわかる。お菓子っていうよりも酒のつまみにした方が良いやつだ。


取り出してみると、まさにめんべい的なサイズと薄さ。

ニラっぽい野菜がたくさん入っている点、全体的に赤みがかった色をしている点は台湾ラーメンらしさを感じるかな。


光に当てると表面がテラテラと光る。うっすらとタレがにじみ出ているようだ。


パリっと割ってひとくち食べてみると……一瞬のうちにニンニクやニラの香りがドカン! と鼻に抜けた。

コレ、液体じゃないけどまさにラーメンのスープだ。唐辛子と肉汁っぽい味もする。口の中で唾液とみせんべいが混ざり合い、頭の中でイマジネーション台湾ラーメンが浮かんでくるほどリアルな味だ。


なるほど。なかなかパンチが効いてて美味しいじゃん。油断して咀嚼(そしゃく)していたところ……

辛っ!!


筆者はそれなりの辛党を自称し、一般的な辛口カレーであれば微塵も辛さを感じない。そんな辛党にとっても、みせんべいは口の中がチリチリと温まる辛さ。決して激辛ってほどではないのだが、子供や辛い物が苦手な人が食べれば悲鳴をあげるだろう。

そういえば売り場のポップにも「鬼辛い! クセになる!」と書いてあったな……。


ラーメンを模したせんべいでこれだけ旨辛いのであれば、本物の台湾ラーメンもさぞかし美味しいことだろう。本来であれば逆の順序かもしれないが、みせんべいは矢場味仙への期待を膨らませてくれる味であった。

名古屋の新定番土産として、みせんべい、アリなんじゃないかな。

参考リンク:みせんべい 台湾ラーメン味(矢場味仙公式ショップ)
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

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