ロケットニュース24

美味い塩パンをみんなに買って帰ったら、「社内の老化」がめっちゃ進んでいることを実感してしまった…

2022年4月12日

ある日のことだ。私(佐藤)は東京スカイツリーのほど近く、本所吾妻橋で行列のできているお店に遭遇した。平日の昼間に10人ほどの列。誘われるようにして並んだ私のあとにもさらに列は続く。

なにこのお店!? 地元の人気店なの? そのお店は「元祖・塩パン屋 パンメゾン」という。

これは隠れた名店なのでは? そう思い、パンを買って編集部に帰ったところ、驚くべき事実が発覚! そして社内の老化がめちゃくちゃ進んでいることを実感した……。

・みんなに食べてもらおうと思ったんだ……

パンメゾンの本店は愛媛県八幡浜市にある。2018年に東京に進出し、現在は銀座にもお店があることを後で知った。1個税込100円の塩パンが看板メニューで、常連らしきお客さんは10個も20個も買っていくじゃない。よほどウマいに違いないと思い、私も思わず10個買ってしまった。


10個も1人で食べる訳じゃない。ちょうどこの日、編集部にいるメンバーは私を入れて10人。みんなにも食べてもらおうと思い、この数を購入したのである。


この塩パン、本当にウマい。1つ食べればもうトリコである。表面はパリっと香ばしく、中はしっとりモチモチとした食感。口に入れるとバターの甘さがジュワリとあふれてくるようだ。

さすが塩パンの元祖にして、連日行列の人気店。一発でその美味しさが頭に刻みこまれた。1度食べたら忘れられないね、こりゃ!


・意外な事実発覚!

みんなも食べたら気に入るはず! ってことで、その時にいた7人に食べてもらった。


すると次のような反応が……。


GO羽鳥「ナニコレ、美味い! 中が美味い」

あひるねこ「初めて食べます」

和才「美味いっすね、コレ」

砂子間「あざす! 頂きます! 美味いっす!」


……と、おおむね驚きと感動を口にした。パン好きのYoshioはとくに強い関心を示し、「これどこ? どこに店あるの?」と尋ねるので「本所吾妻橋」と答えたところ……


中澤星児が妙なことを言い出し、さらに御花畑マリコもそれに続いた。


中澤「本所吾妻橋? それもしかして……」

御花畑「それ知ってます。多分食べたことありますよ」

中澤「サンジュンさんが記事にしたとこじゃ……」


なに! そんなバカな!! そんなはずは……。調べてみると、2020年にすでにP.K.サンジュンが紹介している店だった



しかも! 羽鳥・あひるねこ・和才・中澤・御花畑の5人はこの時に食ってるじゃないか!



中澤・御花畑の2人は思い出したからいいものの、ほかの3人は1ミリも思い出さなかった! 「初めて食べます」じゃないだろ、2度目だろ!!



関係ないけど、思い出した中澤は2年前も同じセーターを着ていた。


と、とにかく、この組織は老化している!! 記憶力が衰え始めている、老化が進んじまっているじゃないか。だからみんな即座に思い出せなかったんだろ。オーマイガー! 最年少のあひるねこでさえ、このざまだ。我々は老いているに違いない!


ちなみに、2020年に記事を書いたサンジュンにお店の名前を伏せて食べてもらったところ……


サンジュン「あ、これ塩パン屋ですね。時々行くんですよ」


生活の一部になっていたのね、そりゃ忘れないわ。

ってことで、平均年齢40代のロケットニュースを今後ともよろしくお願いします。そもそも、過去に記事にしてるのを忘れて、あたかも大発見したかのように振舞った私が悪いんです。ごめんなさい……

・今回訪問した店舗の情報

店名 元祖・塩パン屋 パン・メゾン すみだ浅草通り店
住所 東京都墨田区吾妻橋2-4-1
時間 7:30~19:00
定休日 火曜日

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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