2021年10月20日、熊本県の阿蘇山で噴火が発生した模様。気象庁は阿蘇山の噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げ、ニュースによると、政府も午前11時44分に官邸危機管理センターに情報連絡室を設置したという。
現地の状況はどういう感じなのか? そこで阿蘇山から7~8km地点に住む現地住民に噴火した時の状況や現在の状況を聞いてみた。
・現地の田代さん
その現地住民とはロケットニュース24の田代大一朗である。現在、熊本に住んでいる田代。このニュースを聞いた時、私の脳裏に、引っ越しの際「阿蘇山が見えるんですよー!」と家からの雄大な眺めをスマホで見せてくれた田代の笑顔がよぎった。無事かー!
田代大一朗「今のところ大丈夫です。警戒は続けますが」
──今の阿蘇山の状況はどんな感じですか?
田代大一朗「15時50分現在、煙は見えないですね。普段と変わらない感じです」
──噴火した時はどんな感じでした?
田代大一朗「いつもと変わらない感じでした」
──音とか聞こえましたか?
田代大一朗「音も聞こえなかったですね。煙が上がってるのだけ見えた感じでした」
──降灰とかもないですか?
田代大一朗「僕の住んでるところはないですね。火山の近くまで行けば、あるかもしれませんが。今は煙も止まってます」
──とのこと。無事だった。なお、TBSニュースによると、午後0時44分から発生していた連続噴火は午後2時10分ごろ、停止したという。
2016年に36年ぶりに爆発的噴火をした阿蘇山。そんな地球の脈動からすると我々人間はちっぽけな存在でしかない。どうやら、現状田代の近辺は影響がないようだが、近場の方はくれぐれも警戒を。田代「現場からは以上です」
参考リンク:気象庁、TBSニュース
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.