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最高峰のステーキハウス「ピーター・ルーガー」がついに日本上陸! 予約殺到のステーキを一足先に食べてみた!

2021年10月7日

ステーキの本場アメリカから黒船襲来! ニューヨーク・ブルックリンで創業130年の歴史を誇る最高峰ステーキハウス「ピーター・ルーガー」が日本にやって来た!

2021年10月14日、東京・恵比寿に「ピーター・ルーガー・ステーキハウス 東京」がオープンする。それに先だって定番の「Tボーンステーキ」を食べてみた! 感想を一言でいえば最高!! 「激ウマ」という言葉でも表現しきれないほどウマい!!

・ついに日本上陸!

ピーター・ルーガーは「ドライエイジングビーフ(乾燥熟成)」を世界に広め、ステーキの名店としてその名をとどろかせている。そんな同店の日本進出が発表されたのは4月のことだ。

聞けば、9月の予約が始まった当日は開始からわずか3分で140組の申し込みがあり、その日のうちに10月14日のディナーは満席になってしまったらしい。それだけ、オープンを心待ちにしている人が多いのだろう。


さて、事前に公開されているメニューを見ると、ステーキの値段(時価)は決して安いものではない。定番ステーキは2人前で2万2000円(税込、サービス料10%別)である。1人前1万1000円! それでも「食べたい!」という人たちが続々と予約しているのだ。


それほどまでに人を魅了するステーキとは一体どんなもの!? 味をたしかめるために取材することとなった。


・ブロイラーで肉を焼き上げる

お店は恵比寿ガーデンプレイスの向かい、くすのき通り沿いのレンガ造りの建物だ。新店舗なのにまるでずっとここに存在したかのように、風格のある佇まい。


中に入るとホールがデカい! 吹き抜けで天井が高く、立派な設(しつら)えのテーブル・椅子が並んでいる。店構えもアメリカンサイズだ。


ホール中央にはピーター・ルーガーを象徴する「ブロイラー」が並んでいる。ブロイラーとは900度まで出る “上火式の加熱調理器” だ。これでステーキを焼き上げている。


どんな風に肉を焼くのか? シェフは “超ブ厚い肉” を取り出すと、軽く塩を振っていきなりブロイラーに放り込んだ!


え? フライパンとかで焼き目をつけたりしないんだ! ブロイラーだけで仕上げるんだ! それで厚い肉を焼いちゃうの!?


焼き始めてからの展開は早い。片面5分でひっくり返して、もう片面も5分で焼く。


そのあと一旦取り出して肉をカット、溶かしたバターを皿に乗せて、最後に皿ごともうひと焼き。


推定厚さ5センチの巨大肉がアッという間に焼き上がり、テーブルに届けられた。早い! 早すぎる!!


キターーー!! 人生初のピーター・ルーガー「Tボーンステーキ」!


日本にいながら本場ブルックリンのTボーンを食べられる日が来るとは! ちなみに骨を挟んで左側がヒレで、右側がサーロインなんだそうだ。


皿に溜まった澄ましバターの琥珀色がとても鮮やかだ。


さっそく食べよう! それにしても肉の断面の美しきこと!! 思わず「おお!」と声が出てしまった。表面のカリカリっとしたクリスピーな歯ざわり、それに反して柔らかな肉の食感。


いまだかつて、これほどまでにシンプルでウマいステーキを食べたことがない。肉・塩・バター、それしか使用していない。それなのに身震いするほど美味しい! ソースさえもないのに、なぜこんなに美味いんだ!?


それは肉がウマいからにほかならない。これがドライエイジングビーフ、これがピーター・ルーガーかーーー!!


ウマいのは肉だけでなく、付け合わせの「クリームドスピナッチ(ホウレンソウのクリーム和え)」(税込1400円)も……


「フライドポテト」(税込1400円)もウマい、ウマすぎる! ポテトは牛脂で揚げているそうだ。牛の旨味を吸い込んだポテトが美味しくない訳がない! これだけでも無限に食えそうな気がしてしまう。


なお、予約は毎日90日先まで1時間単位で取ることが可能だ。詳しくは公式サイトの予約ページを確認して頂きたい。

またディナー営業は10月14日から、ランチ営業は10月18日から始まる。テイクアウトメニューも用意しているそうなので、お店の味を家に持ち帰って楽しむこともできるぞ。最高峰のステーキハウスはまもなくオープン! 肉好きは心して待て!!


・今回訪問した店舗の情報

店名 ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京
住所 東京都渋谷区恵比寿4-19-19
時間 11:00~15:00 (L.O 14:00)、17:00~21:00 (L.O 20:00)、バー11:00~21:00 (L.O 20:00)、テイクアウト・デリバリー11:30~20:00
※ディナー営業は10月14日、ランチ営業は10月18日から開始

参考リンク:ピーター・ルーガー・ステーキハウス 東京PRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼シックで落ち着いたエントランス


▼吹き抜けの2階ホール。中央には肉を焼き上げるブロイラーが並ぶ


▼店内装飾は控えめだが、上品に設えられている


▼1階には4部屋の個室。パテーションを取ると大広間としても使える


▼3階の様子


▼3階から2階ホールを見下ろすことができる


▼テイクアウト、デリバリーのコーナーではピーター・ルーガーのオリジナルグッズの販売も行っている




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