ロケットニュース24

【ヤバイ】かつやの新商品『豚ロースタレカツと牛焼肉の合い盛り丼』の裏で起きていた大事件について / 調査した結果 → 衝撃の事実が判明…!

2021年8月7日

世間は連日オリンピックの話題で持ちきりだが、日本がいくつメダルを獲るかより、「かつや」が次に何を出すかの方が気になってこそ真の “かつや者” ではないか。無論、私(あひるねこ)は後者である。メダルよりカツを噛めカツを! 喝だ! 喝ッ!!

さて、昨日2021年8月6日、「かつや」待望の新商品『豚ロースタレカツと牛焼肉の合い盛り丼(税抜650円)』がいよいよ販売開始となった。で、結論から言うと、これは事件である。「かつや」史に残る超特大事件と考えて差し支えないだろう。詳細は以下を読まれたし。

・かつや新商品

久々の登場となる「かつや」のご当地グルメアレンジ企画。今回の新作は、新潟のご当地グルメ「タレカツ」牛焼肉を一度に楽しめるという何とも贅沢なメニューである。「かつや」のタレカツは大好きなので私も楽しみにしていたのだが……。

それと同時に、「かつや」にしては割と普通だなという印象も少なからず抱いた。タレカツと牛焼肉。どちらも過去に登場しているメニューだ。安定した仕上がりが期待できる一方、新鮮な驚きは特にないかもしれない。と思いきや……


え?


いや、タレカツお前……


そんな顔でしたっけ?

・デリケート

そう、牛焼肉の隣で静かに佇むタレカツは、私の記憶の中のタレカツとは明らかに別人だったのだ。こ、これは……触れていいのだろうか? 微妙なラインである。やはり本人から話してくれるまでは黙っているべき? センシティブな問題だぞ、相手カツだけど。

困惑する私だったが、実はこれこそが今回のメニュー最大の特徴にして、すべての “かつや者” が驚愕すること間違いなしの最重要ポイントに他ならなかった。ここで商品名をもう一度思い出してみよう。『豚ロースタレカツと牛焼肉の合い盛り丼』である。繰り返す……


豚ロースタレカツである!

・事件です

事の重大さがあなたにも伝わっているだろうか? これまで「かつや」のタレカツは、基本的に鶏ササミが使われてきた。そう、豚肉ではなかったのだ。それどころか、期間限定と名の付くメニューのほとんどがチキンカツで構成されていたのである。そんなバカなって? ではいくつか振り返ってみよう。


2021年7月発売、
鶏ガパオチキンカツ丼。


2021年5月発売、
豚キムチとチキンソースカツ飯。


2021年1月発売、
胡麻担々チキンカツ。


2020年11月発売、
どっさりベーコンとチキンカツの合い盛り丼。


2020年1月発売、
青ねぎ味噌チキンカツ丼。


…………。


ほぼ鶏やないか!

・豚どこ行った

圧巻のチキンカツ率である。おい豚が泣くぞ! ここで正確なデータを把握するため、私が過去に執筆した期間限定メニューの記事を順番に遡ってみることに。その結果、盛り合わせ弁当系や『王道ロースカツ定食』といった特殊な例を除くと、最後にトンカツが登場したのはなんと……


2019年11月発売、
『出汁あんかけカツ丼』であることが判明……!

・衝撃の事実

ほ、ほんげェェェェエエエエ! 1年9カ月も前ェェェェエエエエ!! 豚不憫すぎィィィィィイイイイ! この件は、訓練された “かつや者” にとっては割と「あるある」かもしれない。なんか期間限定の時だけめっちゃチキンカツ推してくるやんと。それはもう事実上の「とりや」ではないんかと。

個人的にはトンカツはカツ丼や定食で食べられるし、チキンカツも好きなので一向に構わないのだが、初めて食べる「かつや」の豚ロースタレカツは、ハッキリ言って従来のタレカツとはまったくの別物。中身が変わるだけでこんなに違うかってくらい別の食べ物という印象である。

食欲をくすぐる甘じょっぱい特製タレは相変わらず。しかしそこに脂の旨みが強い豚ロースが加わることで、これまで以上にガツンと重みが増している。

そうだよな、タレカツってこういうことだよなと思う反面、これは鶏ササミのように何枚も食べることは不可能であると確信した。1枚でもかなりのボリュームだぞ。

・主張強すぎ

そして忘れちゃいけないのが、想像以上にたっぷりと盛られた牛焼肉の存在だ。これがいかにもザ・焼肉といった風情のご飯が進む強い味付けで、タレカツと一緒に丼に入っていると、何というかまあうるせぇ。おいでやす小田が同じ画面内に2人いるような感じである。もはや騒音。

・いつかまた会おう

約1年9カ月ぶりに期間限定メニューに帰ってきた豚ロースカツ。それは我々 “かつや者” にとって事件以外の何物でもなかった。できれば近いうちにまたお目にかかりたいものだが……今回の法則に従う場合、ロースカツが次に登場するのは2023年5月になる計算だ。そう、先はまだまだ果てしなく長いのである。

参考リンク:かつや
執筆:かつや者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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