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【気を付けろ】ペヤングの新商品「超大盛やきそば ハーフ & ハーフ ガーリックカレー」の落とし穴

2021年7月13日

2021年7月12日、ペヤング擁する まるか食品が、ペヤング超大盛やきそば『ハーフ & ハーフ ガーリックカレー』(メーカー希望小売価格税別240円)の発売を開始した。この商品はファミマ先行発売となっており、現段階ではファミマでしか購入できない限定商品となっている。

「MAX」「獄激辛」「ペタマックス」などなど、よくよく観察するとペヤングはいくつかのシリーズに分かれていることがわかるが、今回は「超大盛やきそば」が新商品として登場だ。果たしてその実力は? さっそく食べてみたのでご報告したい。

・ファミマ先行発売

いきなり余談で恐縮だが「〇〇限定ペヤング」のほとんどは「ファミマ限定ペヤング」である。過去に発売された「超大盛やきそばマシマシキャベツ」や「からしMAXやきそば」はいずれもファミマで先行発売された限定商品となっている。

ファミマの内部に “隠れペヤンガー” がいるっぽいことはさておき、実はこれまでの「ファミマ限定ペヤング」は1度も外していない。特に「からしMAXやきそば」に関しては、歴代ペヤングの中でも屈指のウマさであった。

すなわち、新商品の『ハーフ & ハーフ ガーリックカレー』は食べる前から当たりの可能性が非常に高いということ。しかも「ガーリック」と「カレー」のコンビネーションなんて、野郎どもが歓喜の涙を流しながら食らいつくシーンが目に浮かぶではないか。また、公式サイトには以下のようにある。


「まろやかなカレーソースと、ガーリックの強烈な旨味が楽しめるソースの2種類を同時に楽しめる、ガツンとパンチのある商品です。個々で食べても良し、混ぜて食べても良し、一度で三度の味の変化をお楽しみください」


・味変するペヤング

注目は「一度で三度の味の変化」だろう。過去に発売された「ハーフ & ハーフ W獄激辛」も一応は味の変化を謳ってはいたものの「どちらも辛すぎてそれどころじゃない」というのが実情であった。ガーリックとカレーなら、そうはならないハズだ。

というわけで『ハーフ & ハーフ ガーリックカレー』の調理開始! 湯切りをするところまでは通常のペヤングと同じだが、ソースを片方ずつにかけて混ぜるところがいつもと異なる。なるべく混ざり合わぬよう、丁寧にソースを絡めよう。

完成したペヤングは1つのケースに2つの味が入ったゴージャス仕様。貧乏性でお恥ずかしいが、ちょっとしたパーティー感があった。で、まずはカレーから食べてみたところ、これがなかなかのウマさである。

ぶっちゃけ「カレーやきそばの最高峰か?」と言われたらわからないが、まろやかなカレーの風味は好印象で「こういうのでいいんだよ!」と感じた次第だ。激しささえないものの、内なる闘志を秘めたカレー味であった。

・どちらもウマいけど

一方の「ガーリック」は “荒くれ者” と断言してイイほど主張が強い。そこに遠慮や奥ゆかしさは皆無で、何度食べてみても「我、ガーリック也」としか言っていなかった。かなり刺激は強めなので「こんなに?」と驚く人もいるかもしれない。


ゆえに、混ぜたらガーリックの圧勝!!!!!!!!!!


そこはかとくなく風味が漂う程度で、カレーは完全に隠し味扱いになってしまう。ガーリックを食べた瞬間からこの未来は予知していたが「ここまで期待を裏切らないかー」と感じるほど、ガーリックの圧勝だ。

結果としては「それぞれの味を十分に楽しんだ後に混ぜる」もしくは「最後まで別々に食べる」のが『ハーフ & ハーフ ガーリックカレー』を堪能する方法ではないだろうか? 厳密には「3度の味の変化」だが、実質的には「2度の味の変化」であった。

というわけで、ペヤングの新商品『ハーフ & ハーフ ガーリックカレー』を召し上がる際は、上記の注意事項をお守りいただきたい。特に最初に全部混ぜてしまったら単なる「ガーリックやきそば」になってしまうので、くれぐれもご注意を。

参考リンク:ペヤング公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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