【ブッ込んできた】ドムドムバーガー、新商品のバンズになんと『ランチパック』を採用 → 味が渋滞して逆に最高 / てりたまチキンとフレッシュ野菜サンド

2021年4月26日

毎回毎回、トリッキーな新商品を放り込んでくるハンバーガー界の異端児・ドムドムバーガー。その待望の新作が、このたびドロップ（投下）された。その名も『てりたまチキンとフレッシュ野菜サンド（税込580円）』である。

「なんだ、フツーじゃないか。先生ちょっとガッカリしたぞ」……と、一瞬はそう思ったのだが！　なんとバンズの代わりに、あのヤマザキ『ランチパック（たまご味）』を使っているらしいではないか！　やっぱりブッ込んできやがったな、オイ！

・魔改造か

そんなわけで、発売日の2021年4月24日にマッハで買ってきたら……

マジでバンズが上下とも『ランチパック』やん。しかも “こんがり焼いた” らしく、ほんのりと焦げ目が確認できる……のはイイのだが、そこはかとなく時短料理っぽい雰囲気を醸し出している。

横からのぞくと、中身はテリヤキソースをまとったチキンやらチーズやら野菜やら。で、繰り返しになるがコイツらをランチパックで挟んだのが本商品だ。『ドムドム featuringランチパック』の即席ユニット、ここに爆誕である。

「最強コラボ！」とか「奇跡の競演！」などと言いたいところだが、ぶっちゃけ頭に浮かんでくるのは 魔改造の3文字。なんか、一人暮らしの学生が考えつきそうな合体グルメなんだよな……が、悔しいことにウマそうではある。

いざ、食べてみると……こっ、これは……！

甘じょっぱいテリヤキソース、ジューシーなチキン、まろやかなマヨネーズ、まったりとしたチーズ、爽やかなトマトの酸味とシャキシャキのレタスとたまねぎ……。これだけでも十分に満足なのだが、さらに食べ進めていくと──

そこからダメ押しで、あの濃厚でクリーミーなランチパック（たまご）の味が口の中に広がり……クッソうまい……！　なんたるハーモニー……！　いや～うまいだろうとは思っていたが、時短料理のクセに想像以上にうまい！　ていうか……

味が渋滞しすぎぃぃぃ──!!!!!　

この「味の渋滞」、責任の所在はランチパックにある。お前、featuring（フィーチャリング）扱いのくせに、いかんなく存在感を発揮しすぎだろ。この商品における主役の座を完全に乗っ取っていると言っても過言ではないぞ。空気読め、コラ！

そういえば、商品名も『てりたまチキンとフレッシュ野菜 “バーガー”』ではなく、『てりたまチキンとフレッシュ野菜 “サンド”』である。なるほど……つまり、そういうことだな。

ランチパックというゲストの顔を立て、その魅力を最高レベルまでに引き出したドムドムの新作は期間限定品。行動範囲内に店舗がある人は、マジで絶対に食べておいた方がいいぞ‼︎