その昔、多くの少年少女が「ミロ」に憧れたハズ。当時はミロが麦芽飲料だなんて知りもしなかったが、アイスでもホットでも最高に美味しかったミロは完全に大正義! なぜかCMも妙に勢いがあったよなぁ……。
それはさておき、2021年3月、そのミロをメインに据えた『ミロスタンド』が小田急線町田駅のホームに登場した。ミロ……スタンドだと? 個人的には久しく “ミロ離れ” してしまっているが、これは行くしかあるまい……!
・Twitterで盛大にバズる
オープンと共に、Twitterで盛大にバズったミロスタンド。ミロのラッピングが施されているものの、所詮は駅のホームに設置された小規模な販売店である。それでも拡散せざるを得ないのは、やはりミロの持つワクワク感と無縁ではあるまい。
さて、冒頭でもお伝えした通り、ミロはココア味の麦芽飲料で、公式ホームページによると1934年にオーストラリアで誕生したという。日本では1973年からネスレ日本が販売しており、当時のキャッチコピーは「強い子のミロ」だったそうだ。
最近ではSNSで人気が爆発し「品切れ」「販売停止」「販売再開からの販売停止」などと目にするミロ。そのミロが3月6日の「ミロの日」に合わせ『ミロスタンド』として小田急線町田駅のホーム内に登場した。
・駅ナカに登場
駅ナカでコーヒーやフレッシュジュースを扱う販売店は珍しくないが、ミロをゴリ押しするスタンドは記憶にない。なんというワクワク感……! というわけで、小田急線町田駅まで直行し、噂の『ミロスタンド』でミロを一杯ひっかけてくることにした。
小田急線新宿駅からおよそ30分、ミロスタンドは1・2番線の駅ホーム、小田原寄りに設置されており、グリーンのミロカラーはとんでもなく目立つ。とはいえメニューを見る限り、ミロ以外にもコーヒーなどを販売しているようだ。
今回はホットの「ミロ(200円)」と「ミロ パイナップル & キウイ(300円)」をオーダー。聞きなれない「ミロ パイナップル & キウイ」は、ミロにパイナップルとキウイを入れてジューサーにかけた “進化系ミロ” らしい。
で、気になるお味はなかなかウマシ! パイナップルとキウイの酸味がミロにほどよくマッチし、後味がすっきり系の “意識が高いミロ” になっていた。これはご家庭で真似してもいいかもしれない。
……が、それより何より久々に飲むホットのミロはマジで至高!! 懐かしさも手伝って思わず「うまっ」と口にしてしまうほどミロは格別であった。いいぞ、ミロスタンド。もっと増えろ。
ちなみに店員さんによると、こちらは本来「ネスカフェ スタンド」で、ミロのラッピングは2021年4月30日までを予定しているという。その後は何になるか不明だが、ネスレなのでコーヒーはもちろんのこと「キットカット」が登場しても不思議ではない。
というわけで、久々に飲んだホットのミロは最高でしかなかったので、ミロスタンドまでは行けない人も久々に味わってみてはいかがだろうか? もちろんアイスもウマいよね! 小田急線町田駅の『ミロスタンド』は4月30日までの営業だ。
参照元:ネスレ日本 ミロ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.