大ヒット商品となったローソンの『バスチー』。そのまま食べても美味しいが、いっときSNSで「バスチーは凍らせて食べると美味しい」と話題になっていたのを覚えていらっしゃるだろうか? バスチーは凍らせることでよりしっとり&スッキリとした味わいに。あれはマジで推せる。
そんな流行が影響した……かはわからないが、バスチーが公式にアイスになって登場したぞォォォォ! 新商品『アイスバスチー』は凍らせバスチーと同じ味なのか、それとも全く別物なのか。気になったので食べ比べてみた。
・バスチーがアイスに『ウチカフェ プチアイスバスチー』
2020年3月24日に発売となった『ウチカフェ プチアイスバスチー』。バスチー型のアイスが6個入って214円(税込)である。
ローソン公式サイトによると
「中心に濃厚チーズソースを入れた北海道産クリームチーズ使用のチーズアイスと、ほろ苦カラメルチョココーチングでバスチーを再現したひとくちアイスです」
とのこと。ハッキリと「バスチーを再現」と書かれている。 つまり「冷たいバスチー」と考えていいということなのだろうか? これは期待が高まるゥゥゥ!
・凍らせバスチーと食べくらべてみた
人気商品のアイス化はひとつの流れではあるが、かねてよりネット上で「バスチーは凍らせると美味しい」言われていることを忘れてはいけない。
つまり! すでに「凍らせたら美味しい」と言われているからには、アイス版は凍らせ版以上のクオリティが求められるということだ。そこで実際に2種類を食べ比べてみたところ……
味はどちらもバスチー! アイス版も凍らせ版も濃厚なクリームチーズに焦がしキャラメルがねっとりと混ざり合うあの味をバッチリ堪能することができる。
とくにアイス版は中にとろ~りとしたチーズソースが入っていてカラメルソースが強め。1粒でより濃厚な舌触りを楽しめるところがいい。これは商品を家庭用の冷凍庫に放り込んだだけではできないワザだ。
しかし、あのバスチーならではの独特の食感を味わえるのは「凍らせバスチー」のみである。「レアでもベイクドでもない」というあの独特の食感が、残念ながらアイスにはないのだ。アイスの方はシャクシャクっとしている。
アイス版は味と濃厚さは完璧にバスチーを再現していたが、やはりアイスはアイス。シャクシャクシャク……そこがアイス版と凍らせ版の決定的な違いなのだった。
・どっちも推せる
これは純粋に違いを述べただけで、決してどちらかが勝っていてどちらかが劣っているという話ではない。違いはあるものの、どちらも美味しく、どちらも推せる味わいだった。
ただカロリーを見ると、アイスは1個あたりのカロリーが23kcalと罪悪感少なめ、気軽に食べられるようになっている。味は変わらずカロリーが低めとはアイス版は「バスチーLight」と考えてもいいのかも!? 気になる人は1つ味見してみてはどうだろうか?
参考リンク:ローソン『プチアイス バスチー』
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼形や大きさがピノっぽい。