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【激ムズ】『孤独のグルメ』1期に出てきた “とんかつ屋” に行ってみたら究極の選択を迫られた / 東京・鷺ノ宮「みやこや」

2019年9月1日

いよいよ放送が決定したドラマ『孤独のグルメ Season8』。松重豊さん演じる井之頭五郎が約1年半ぶりに帰ってくるぞ! ところでドラマ版『孤独のグルメ』というと、個人的にはやはりSeason1が好きだ。初期の五郎さんって、今とキャラがちょっと違うんだよな。

登場するお店もどこも本当にウマそうでたまらないのだが、実は先日、第6話に登場した とんかつ屋に初めて行く機会があった。これはテンション上がるぜ~! と、はしゃいで入店したのも束の間。すぐさま私(あひるねこ)は究極の選択を迫られることになる。

・『孤独のグルメ』のロケ地探訪

西武新宿線の鷺ノ宮駅から歩くこと数分。見覚えのある豚のイラストと赤い看板が見えてきた。Season1に登場した とんかつ屋「みやこや」だ。うわー、もう7年以上前なのか。しかし外観はドラマで見たままである。胸アツ。

「みやこや」は群馬県産の河内豚を使用しており、店前に書かれた “冷暖房完備の豚舎で育てた” という奇妙な言い回しの宣伝文句も最高だ。冷暖房完備て。求人情報かよ。とにかく入店ガラガラすると、開店から間もないというのにすでに8割近くの席が埋まっている。やはり人気店のようだな。

さて、ドラマの中で五郎さんは当然カツを食べるのだが、それと一緒にある料理を食べるシーンがある。そう、『ロースにんにく焼』というメニューである。ご覧になった方なら分かると思うが、これがもうやたらウマそうなのだ。今日は絶対にあの料理を食べたい……いや食べるぞッ! すいませーん!! しかし……。 

・究極の選択

『ロースにんにく焼』の「ロー」まで言いかかって耳に入る、とんかつを揚げるパチパチという油の音。アカン! なんという音の暴力だ。とんかつ食いてぇ……。でも『にんにく焼』も食いたいし、かと言ってどっちも頼む “五郎食い” はさすがに無理だし……。あ゙あ゙あ゙あ゙……あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!


で、最終的に……。



こうなった。


やはり当初の予定通り『ロースにんにく焼定食』にしたぞ。しかも上(税込1300円)! 普通と上って何が違うんですか? って聞いたら「ニンニクの量が違う」と斜め上なことを言われたんで、マジかよと思いつつ上にしてみたでやんす。たしかにニンニクの匂いがエグイ。

そして同時に、激しく食欲をそそる香りだ。これだけでご飯1杯食べられそうな……。さあ、ニンニクたっぷりのタレをしっかり絡めてガブリンチョ。う、うおおおお……! 何たるニンニクのパンチ力!! アタックが強すぎる……! これは最低でもご飯3杯、いや5杯は必要なのではないか。

・止まらない

とにかく、ニンニクが口の中で暴れ回ってさあ大変! 効きすぎて もはや辛いぞ。しかしそれが豚ロースの、特に脂身の甘さと混ざり合うことで、辛いんだか甘いんだか分からんがとりあえず箸が止まらない!! という暴力的な現象が起きてしまっているのだ。つまるところ最高。最&高。

豚肉に甘辛なしょうゆダレ、そしてニンニクさえあれば他に何もいらない。念願の『ロースにんにく焼』は、そんな青春の1ページみたいなことを久しぶりに思い出させてくれる一皿だった。五郎さんも満足するわけである。しかし、店を後にしようとする私の心は妙にモヤモヤしていた。

・後悔

それはなぜか? 先ほど聞いたとんかつを揚げる音が脳裏にチラついているからだ。クッ……! やはり五郎さんみたいに『ミックスカツ定食』も注文しておけばよかったか……!! 究極の選択を迫られた私は、まんまとその選択を誤ったというわけだな。

よし。次に来る時は無謀だろうが何だろうが、必ず両方注文しよう。そう強く誓った私。帰り際、御主人の「また寄ってくださいね」の一言が心に染みた。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 みやこや
住所 東京都中野区鷺宮3-21-6
時間 11:30~15:00、18:00~23:30
休日 火曜

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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日本、〒165-0032 東京都中野区鷺宮3丁目21−6
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