ディズニーマニアが語る新ステージショー『ソング・オブ・ミラージュ』の最大の魅力「これぞディズニーの王道冒険ストーリー！」

最近なんだかワクワクできてないという人は、ぜひ東京ディズニーシーの新しいステージショー『ソング・オブ・ミラージュ』を観てほしい。

2019年7月23日（火）、東京ディズニーシーのハンガーステージにおいて新ショー『ソング・オブ・ミラージュ』がスタートした。運よく一足先に鑑賞してきたのだが、観ている間ずっとほほ笑みっぱなしだった。そして感動のフィナーレを迎え、すべてを観終わったあとは「なんだか明日が楽しみ♪」「冒険に出たい！」というキラキラとした気持ちがいつの間にか芽生えていた。

そんな幸せな気持ちになれたのも、童心を思い出させてくれるディズニーらしい冒険ストーリーのおかげ。今回は『ソング・オブ・ミラージュ』のストーリーの魅力について、3つの観点から話していきたい。

・【魅力1】ワクワクさせる謎が想像力をかき立ててくれる

『ソング・オブ・ミラージュ』のおおまかなストーリーとしては、ドナルドが見つけた不思議な儀杖を頼りにして、ミッキーとその仲間たちが黄金に輝く川の都「リオ・ドラード」を探し出すというものである。

もう、この概要を聞いただけでもワクワクしないだろうか？　一体リオ・ドラードとはどんなところなのだろうか？　不思議な儀杖はどのようにしてリオ・ドラードへと導いてくれるのだろうか？

不思議な儀杖がショー冒頭で登場した時点で、私のイマジネーションは一気に膨らみ、胸の鼓動はドキドキと高鳴っていた。この高揚感、なんか覚えがあるぞ……そうだ、子どもの頃によく感じていた、未知の場所へ足を踏み入れていくときのワクワクドキドキではないか！

・【魅力2】全キャラクターに見せ場があり仲間の大切さを教えてくれる

このショーにはミッキー、ミニー、ドナルド、グーフィーのキャラクターが登場し、それぞれのキャラクターに見せ場が用意されている。

グーフィーは「自然を愛する心」、ドナルドは「恐れを知らぬ好奇心」、ミッキーは「勇気」、ミニーは「仲間を想う心」のシンボルとして大活躍を見せる。そしてその4人の力が最後にはリオ・ドラードへと導き、感動のフィナーレを迎える。

仲間だれ1人として欠けてはいけない。仲間みんなと力合わせてこそ、1人では行けない最高の目的地へと辿り着ける。そんな温かくて素敵なメッセージがこのショーには込められている。

・【魅力3】迫力満点のフィナーレが夢と魔法を信じさせてくれる

ショーの最後には、みんなが夢見ていたリオ・ドラードを見つけ出すのだが、そこにたどり着くまでのストーリーを考えると感動もひとしお。

励まし合い、助け合い、そして信じ合いながらやっとたどり着いた黄金郷。最高の音楽とプロジェクションマッピングも相まり、それはそれは美しいフィナーレを迎える。

夢と魔法を信じる心が、今まで見たこともない新世界へと連れていってくれる。ディズニーのキラキラ要素がこれでもかというくらいいっぱい詰まった感動のラストを見て、私はそう確信した。

いかがだっただろうか？　『ソング・オブ・ミラージュ』の魅力が少しでも伝わったのなら幸いである。

『ソング・オブ・ミラージュ』のストーリーは、黄金よりもまぶしい “何か” をきっとあなたの心にもたらしくれるはずだ。その “何か” を見つける冒険に、ミッキーやその仲間たちとぜひ一緒に出てみてほしい。

Report：田代大一朗
Photos：RocketNews24.