2020年の公開が予告されている『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。公式Twitterが打ち入りや設定資料集を投稿するなど、今年に入り一気に動きが活発化している。
だが、それも2月の話。果たして、順調に進んでいるのか? ファン心理としては、そこが1番気になるところだが、ついに背景に本格着手か。
・とあるアニメ背景スタジオのツイート
2019年5月15日、アニメーションの背景美術スタジオ「でぼぎゃらりー」がTwitterに以下の投稿を行った。
「【求人募集のお知らせ】
一次審査書類選考の締め切りは、2019年 7月31日(水) 必着となります。現在5月24日劇場公開のプロメアの作業を終えて、次作の劇場作品をメインに様々な作品の作業に取り掛かっております! 幅広いジャンルの作品へ意欲的に参加できる方を求めております」
──通常ならば、単なるスタッフ募集ツイート。アニメ背景を描くことを生業にしたい人向けだが、注目すべきは同時に投稿された画像だ。画像左側には、アニメ映画『プロメア』のポスターが、そして、右側には『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のポスターが貼られているのだ。
【求人募集のお知らせ】
一次審査書類選考の締め切りは、2019年 7月31日(水) 必着となります。現在5月24日劇場公開のプロメアの作業を終えて、次作の劇場作品をメインに様々な作品の作業に取り掛かっております! 幅広いジャンルの作品へ意欲的に参加できる方を求めております🙂 pic.twitter.com/yiKZ32SBG1— 株式会社でほぎゃらりー (@dehogallery) May 15, 2019
本ツイートはエヴァンゲリオンの制作スタジオ・カラーの公式Twitter「株式会社カラー(@khara_inc)」もリツイート。ちなみに、「でぼぎゃらりー」の串田達也さんは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の特報で美術監督を務めている。次作の劇場作品……か。
・動き出すプロジェクト
第1作『序』の公開から12年、多くの人が待ち望む本作。大作だけにその歩みは大きな山が動いているようだが、少しずつでも着実に前に進んでいる感じはファンにとって嬉しい限りだ。
なお、スタッフの募集要項ならびに条件面に関しては、「でぼぎゃらりー」のサイトでご確認いただけると幸いである。
参照元:Twitter @dehogallery、でぼぎゃらりー
執筆:中澤星児
▼シン・エヴァ特報スタッフ
撮影:平林奈々恵 矢辺洋章 山田豊徳
モニターグラフィック:小林浩康
原画:井関修一
動画:スタジオカラー色彩設計:菊地和子(Wish)
美術:串田達也(でほぎゃらりー) pic.twitter.com/5RwdyN7lK0— (株)カラー 2号機 (@khara_inc2) July 20, 2018